10月15日より全国公開されている岡田准一主演の映画『燃えよ剣』より、新しい場面写真が解禁された。
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土方歳三とお雪、沖田総司と糸里の愛の絆にフォーカス
本作は、司馬遼太郎の同名小説を原作とするエンタテインメント時代劇。江戸時代末期、黒船来航後の激動の幕末を舞台に、わずか6年だけ存在した新選組の志士たちの生きざまを描く。監督・脚本は原田眞人が務める。
公開された場面写真は、鬼の副長・土方歳三(岡田)と沖田総司(山田涼介)の2人が、それぞれの思い人であるお雪(柴咲コウ)、糸里(阿部純子)と共に静かに身を寄せ合い、心通わせる姿が美しく映し出される。新選組としての誇りと信念を胸に、命を懸けた危険な戦いに身を投じる土方と沖田。そんな彼らが決して戦場では見せることのない表情を浮かべ、お雪と糸里に対する深い愛の絆を感じさせる。一方で、血に染まる沖田と彼を抱き寄せ涙を流す糸里の姿からは、激動の時代によって引き裂かれていく彼らの切ない運命の結末も予感させる。
原作ではフィクションでありながら、「司馬遼太郎先生にとって特別思い入れのあるキャラクター」と原田監督が明かす“お雪”を演じた柴咲は、運命の出会いを果たした土方とお雪について「人間の輝く部分とその裏側にある影の部分の両面で惹かれ合うものがあったと思う」とコメント。
土方を演じた岡田とはあまり多くの言葉を交わすことはなかったものの、「(土方とお雪の)見えない絆というものがどんどん深まるようなお芝居だった」と充実した撮影当時を振り返っている。
そんな柴咲に対し、原田監督や岡田も「表情のニュアンスから繊細さと美しさを醸し出していて、すべての瞬間をお雪として生きていた」(監督)、「立ち姿もキレイで、現場ではいつも美しいと思っていた」(岡田)とそれぞれ絶賛。劇中で描かれる土方とお雪、沖田と糸里の愛の物語にも注目だ。
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