嵐・松本潤「懐かしい!」劇場版『99.9』撮影スタートにワクワク!

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99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE
(C)2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会

嵐・松本潤主演の新作映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』より、松本、香川照之、杉咲花が勢揃いした撮影初日の3ショット写真が到着した。

・『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』新ヒロインは杉咲花「すごく嬉しい」

松本潤、香川照之、杉咲花が斑目法律事務所に揃い踏み!

本作は、TBSで放送されて人気を博した『99.9-刑事専門弁護士-』の劇場版。超型破りな弁護士・深山大翔(松本)ら個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく痛快リーガル・エンタテインメント。99.9%有罪が確定している事件でも、最後の0.1%まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描く。

今回の劇場版では、深山、敏腕弁護士・佐田(香川)、新ヒロインの新米弁護士・穂乃果(杉咲)のもとに舞い込んできた15年前の毒物ワイン事件をきっかけに騒動が繰り広げられる。

今回解禁された場面写真は、息の合った掛け合いを見せる松本、香川、杉咲の3人による斑目法律事務所でのシーン。なにやらもの言いたげに書類を所長の佐田に見せる深山と、その書類を見て少し怪訝な顔をしている佐田、深山の様子をそっとうかがう穂乃果の様子が収められている。シリーズおなじみの深山と佐田の掛け合いはもちろん、穂乃果が加わることでどのような化学反応が待ち受けるのか期待が高まる写真となっている。

座長・松本潤『99.9』の撮影に「懐かしい!」

松本は映画『99.9』の撮影初日、深山のトレードマークの青いスーツ姿で現れると、あたりを見回して「懐かしい!」と言いながら爽やかな笑顔を見せる。座長の明るい表情に、現場の士気も自然と上がっていく。

この日は松本と香川、そして杉咲が初めて揃う重要な1日。本作で松本と初共演となる杉咲は、もともとドラマ『99.9』が好きで、現場に参加してみたいという思いがあったとか。香川とは親子役で過去に共演経験があり、今回は約6年ぶりの共演。「成長したなぁ」と目を細める香川に、「またご一緒できるのがすごく嬉しい」と杉咲。「初めての現場に飛び込む際に、香川さんがいらっしゃることで、ものすごく安心感がありました」と言うように、早速現場になじんでいる様子。

まずは、この日の撮影シーンのリハーサルがスタート。『99.9』の現場には毎回、台本以外に“割本”が用意されている。これは、監督がこれまでの撮影の状況やキャスト陣からの意見も参考にしつつ、カット割りや追加セリフを書き込んだ台本から、その日の撮影部分のみをコピーしてまとめた小冊子。撮影前に用意された台本から登場人物のやりとりが増えていたり、小ネタやギャグ、ストーリーをより伝わりやすくするためのセリフなどが加わっている。そこからさらにキャスト陣がセリフを膨らませ、時にはアドリブを交えながら、生き生きとテンポの良い掛け合いを繰り広げていくという。

木村ひさし監督は「(役者に)いかに気持ちよく演じてもらうかが大事」と演出をつけつつ、キャスト陣の演技を楽しみ、アイディアもどんどん採用。適宜アレンジも加えたりと柔軟にタクトを振りながら、『99.9』の世界観を作り出していく。

ほどよい緊張感で迎えた本番では、どのテイクでも深山と佐田、そして穂乃果も加わった3人の息の合った掛け合いが、監督のカットの声がかかるまでどこまでも続く。テイクごとに少し芝居が違ったり、セリフの言い回しが違ったりするが、どれも勢いがある。どのテイクのどの部分をどこまで使うのか、監督や編集スタッフの腕の見せ所となるが、木村監督は「うまくつながるか不安はありますけど(笑)。でもいつもなんとかなっているから」と演技に制限をかけたりはしないという。

アイディアやアドリブが存分に活かされる現場で、当然のごとく役者陣のモチベーションも高い。撮影の合間には松本がスタッフに声をかける姿も。松本はドラマからのスタッフはもちろん、新たに参加するスタッフの名前もすべて把握済み。作品に関わっている人たちを、スタッフ・キャストの枠を超えて、チーム『99.9』のメンバーとして大切に思っているのだろう。「このチームで作品を作れることがすごく嬉しい」と語る頼れる座長のもと、一致団結したチームが生み出すリーガルエンターテインメント『99.9』。今後の動向にも注目だ。

『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』は12月30日より全国公開。