サンドラ・ブロックが慟哭…「私の存在を無視しないで!」20年服役後も“人殺し”呼ばわりの元受刑者に
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服役を終えても続く「殺人犯」のレッテル
サンドラ・ブロックの主演・プロデュースで、殺人罪で服役した元受刑者を描いた『消えない罪』が12月10日に配信を開始する。このたび、予告編とキービジュアルが公開された。
公開された予告編では、20年の服役を経て出所後も世間の厳しい目にさらされ、疎外感と絶望感に苛まれるルースを、サンドラが緊迫感あふれる演技で演じている。
事件を知る人々からの非難が後を絶たず精神的にも追い詰められていくルース。彼女は、自分がかつて育てた妹のケイティの成長した姿を求めて彷徨う。
面会を試みるルースだったが、「ケイティに何のメリットがあるのか」と拒否される。
予告編では、「私の存在を無視しないで!」と感情をむき出しにしたり、妹とのつながりを「諦めない」と決意する姿が映し出されている(http://youtu.be/mMObwvfnf9U)。
孤独な境遇に体当たりで挑むサンドラ・ブロックの演技力
サンドラと言えば、『ゼロ・グラビティ』では宇宙からの生還を試みる科学者としてほとんどのシーンをたった一人で演じきり、『バード・ボックス』では”目隠し”をしたまま逃避行に出る母親役で体当たりの演技に挑むなど、数々の難役を演じてきただけあって、本作品の元受刑者役にも注目が集まる。
監督を務めるのは、ドイツ出身のノラ・フィングシャイト。『システム・クラッシャー 家に帰りたい』が2019年ベルリン国際映画祭で銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)を受賞した新鋭監督だ。
出演はサンドラの他、『メン・イン・ブラック』『マグニフィセント・セブン』のヴィンセント・ドノフリオ、『マ・レイニーのブラックボトム』などで4度のアカデミー賞ノミネート歴を誇るヴィオラ・デイヴィスなど演技派俳優たちが脇を固める。
また、11月26日からは劇場公開も予定されており、賞レースを賑わす作品として注目される。
『消えない罪』は、12月10日より動画配信サービスNetflixで配信を開始する。
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