バッティングゲームに苦戦のパンチ佐藤、46歳にして野球の素晴らしさを再認識!
音を失った野球少年と選手生命の危機にある元スター投手が、それぞれの壁を乗り越えて共に再起していく姿を描いた韓国映画『ホームランが聞こえた夏』。この映画のヒットを願った「ホームラン祈願式」が8月24日に新宿バッティングセンターで行われ、元プロ野球選手のパンチ佐藤とサッカー解説者・松木安太郎が登場。ホームラン(ヒット)を狙ってのバッティングゲームに挑戦した。
・『ホームランが聞こえた夏』作品紹介
・[動画]『ホームランが聞こえた夏』予告編
この勝負のために自前のバットを持参した佐藤。「僕はホームランバッターじゃありませんでしたが、チャンスを掴むバッターでした。だから1球目からホームラン打ちます!」と息巻いたものの、時速約100kmで飛び出すボールに手こずっている様子。
そんな佐藤に松木は「ケンチャナ!(韓国語で「大丈夫」の意)」と声援を送り、62球目で的に当たり、ついにホームラン! 佐藤は「当たった! 当たった!」と大喜びしていた。
ゲーム後、「いい汗をかいた」という佐藤は、「野球とは人生そのもの。小さくなってもダメだし、雑になってもダメ。いろんなことを教えてくれる。46歳にして、今日この勝負で、忘れていたものを思い出した」と満足げ。また、「映画のなかで(少年たち)は意味もなく走って帰らされたりする。今、スパルタは日本では少なくなってきているけど、そういうことを一生懸命みんなでやるってことが、スポーツには必要。だからスポーツをやろう。野球をやろう!」と熱くアピール。
松木も「パンチさんが真剣にバットを振る姿を見ていたら、選手時代を思い出した」とスポーツの素晴らしさを再認識していた。
さらに、野球ボールをかたどった絵馬にメッセージを書いた2人。佐藤は「ケンチャナ ファイティンパンチ ダイナマイト」と書き込み、松木は「最高に感動! 大ヒット間違いなし! ホームランだぜ!!」と書き込んでいた。
『ホームランが聞こえた夏』は8月27日よりシネマート新宿ほかにて全国公開される。
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