100歳ダミ声のコオロギ、顔面にハンマーを投げつけられる! イメージ覆る『ほんとうのピノッキオ』

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ほんとうのピノッキオ
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イメージとは程遠い特殊メイクのコオロギが登場する本編映像

イタリアの児童文学「ピノッキオの冒険」の原作の世界観を美しくも残酷に実写映画化した『ほんとうのピノッキオ』が、11月5日に公開される。このたび、ピノッキオの悪童ぶり際立つ本編映像が公開された。

公開された本編映像は、ピノッキオと、ジェペットの家の屋根裏に100年以上住むおしゃべりコオロギの衝撃のバトルシーン。

ディズニーアニメーションでは「ジミニー・クリケット」としてお馴染みのキャラクターだが、その可愛いらしいイメージを覆すビジュアルは、アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされるほどの特殊メイクの技術によってリアルな“人間性” が吹き込まれた容姿となっている。

「父親にひどいことをしたな。親に従わない子は、決して幸せになれないぞ」とダミ声で忠告してくれるコオロギに対して、ピノッキオは「人に従うのは嫌いだ」「学校には行かない」「イライラするよ」「黙れ」などと癇癪を起こし、しまいにはハンマーをコオロギの顔面に投げつける始末! その悪童ぶりに、イメージが覆されること確実な映像となっている(https://youtu.be/PXBwMrbNq5E)。

美しくも恐ろしいダークファンタジー、“大人のための”ピノッキオ

本作品は、アカデミー賞2部門(衣装デザイン賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞)ノミネート、その年公開のイタリア映画No1の動員数を誇った、絢爛にして驚きに満ちたダークファンタジー。貧しい木工職人のジェペット爺さん(ロベルト・ベニーニ)の手により丸太から作られた人形・ピノッキオ(フェデリコ・エラピ)が「人間の子どもになりたい」と願いジェペットの元を飛び出すと、森の奥深くへと誘われる。道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも耳を貸さず、行く先々でトラブルを巻き起こす。

マッテオ・ガローネ監督は、この物語を知っていると思い込んでいる人々を驚かせる方法として、原作に立ち返って制作した。

『ほんとうのピノッキオ』は、11月5日に全国公開される。