北村匠海、一目惚れの黒島結菜の沼にハマる!? 「自分の青春体験と重なって切ない」
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彼女や親友との5年間描く『明け方の若者たち』場面写真公開
”妄想ツイート”が話題となったウェブライター・カツセマサヒコの青春恋愛小説を、北村匠海主演で映画化した『明け方の若者たち』が、12月31日に公開される。このたび、新たな場面写真が公開された。
公開された場面写真は、黒島結菜演じる「彼女」と肩を寄せ合う仲睦まじい様子を捉えた冒頭のショットのほか、「僕」が過ごす“沼のような5年間”の行く末が気になる8点。
北村匠海演じる「僕」が、布団の上で憂鬱そうな表情を浮かべてケータイを見つめる姿や、緊張した様子で手を繋ぎ見つめ合う「僕」と「彼女」の姿、さらに「僕」「彼女」「尚人」の3人で高円寺の飲み屋で夢を語り合うショットは、まさに“マジックアワー”のよう。
「僕」の会社の同期で親友の「尚人」（井上祐貴）の姿や、大人になった「僕」が、“明け方”になんとも言えない表情で空を見上げる大人になった「僕」のほか、目の前で一体何が起こったのか気になる、「僕」と「尚人」が呆然とした表情で立ち尽くすショットも。
北村はこの作品について、自身の記憶を交えながら次のようにコメントし、その魅力をアピールした。
「映画に登場する街や音楽が、偶然にも僕の“本物の青春”と重なっていて、もうニ度と帰ってこない人生のマジックアワーをまた味わえたような、切なくてじんわりあったかくて、笑ってるのか泣いてるのかよくわからないあの頃を、皆さんも思い出せるかもしれません」
理想と現実の狭間で揺れ動く20代描く青春映画
本作品は、「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑？」。そんな16文字から始まった、主人公「僕」の5年間を描く。
明大前で開かれた退屈な飲み会で出会った「彼女」に一瞬で恋をした「僕」は、本多劇場で見た舞台、「写ルンです」で撮った江ノ島、ふたりのために買ったセミダブルベッド、フジロックに対抗するためにした旅など、世界が「彼女」で満たされる。
一方で、社会人になった「僕」は、“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。息の詰まる満員電車、夢見た未来とは異なる現在。深夜の高円寺の公園と親友だけが救いだったあの頃。人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚だ。
『明け方の若者たち』は、12月31日に公開される。
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