絵本「100万回生きたねこ」の原作者による童話を実写映画化! 少女とおばあさんの交流が奇跡を起こす
世代を超えて読みつがれ、多くの人々を感動させてきた物語
絵本「100万回生きたねこ」などで知られる佐野洋子の童話を映画化した『あの庭の扉をあけたとき』が、2022年に公開される。それに先立ち出演者の情報が解禁された。
・松坂慶子の6年ぶり主演映画がモントリオール世界映画祭への正式招待決定!
幼い洋子と近所に越してきたおばあさんの無垢な気持ちが響き合い、世代を超えた心の扉を開ける。多くの人々を感動させる童話「あの庭の扉をあけたとき」が実写映画化された。主役の洋子には、子役として数々のドラマや映画に出演している加藤柚凪。幼い洋子と心通わせるおばあさん役には、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞の3度の受賞を誇る松坂慶子がキャステイングされた。その他、中学生の洋子役を坂川陽香(AKB48)、洋子の父親役を佐藤隆太、母親役を酒井若菜が演じる。
監督は蜂須賀健太郎。日本とフィンランドとの合作によるファンタジー映画『サンタクロースがやってきた』(13年)、球体関節人形を使用したアニメーション作品『Alice in Dreamland アリス・イン・ドリームランド』(15年)などを手がけている。
また本作の応援プロェクトとして、全国公開・海外展開を目指すためのクラウドファンディングの実施が決定した。劇場鑑賞券提供や2021年12月先行上映招待、出演者のサイン色紙プレゼントといったリターン品も充実している。
原作者の佐野洋子は1938年生まれ。世代を超えて読みつがれるミリオンセラー絵本「100万回生きたねこ」をはじめ、「わたしのぼうし」(講談社出版文化賞絵本賞)、「ねえとうさん」(日本絵本賞、小学館児童出版文化賞)、創作童話として「わたしが妹だったとき」(新美南吉児童文学賞)など数々の作品を発表した。2003年には紫綬褒章、2008年には長年に渡る絵本作家としての活動により巌谷小波文芸賞を受賞したが、2010年11月に惜しまれつつ他界した。
『あの庭の扉をあけたとき』は2022年に公開予定。
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