ストーンズ×ゴダール…70年代のスタイリッシュな映像がリバイバル上映!
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『ワン・プラス・ワン』上映 チャーリー・ワッツ追悼企画
ジャン=リュック・ゴダール監督がザ・ローリング・ストーンズのレコーディング風景を撮影した伝説の音楽ドキュメンタリー『ワン・プラス・ワン』の公開が12月3日に決定、あわせてビジュアルも公開された。
ビジュアルのデザインは、ジム・ジャームッシュ監督『パターソン』『デッド・ドント・ダイ』のほか、特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」などの作品を手掛けてきたグラフィックデザイナー大島依提亜によるもの。ストーンズのレコーディングシーンのカットや、赤と青の鮮やかなタイトルロゴが印象的な仕上がりとなっている。
ストーンズといえば、去る8月24日にドラマーのチャーリー・ワッツの突然の訃報を受けたのは記憶に新しい。ジャズの影響を受けたドラミングと英国紳士な佇まいでファンたちから愛され、デビュー当初からのメンバーとしてストーンズを支えてきた。
その訃報には、メンバーをはじめ、元ザ・ビートルズのリンゴ・スターやポール・マッカートニー、エリック・クラプトン、クイーンのブライアン・メイ、オノ・ヨーコら世界中のアーテ ィストたちからも追悼のコメントが寄せられた。
今回のリバイバル上映は、その追悼の意を込めて急遽決定したものだ。
公開日はゴダールの誕生日
この作品は、来年22年に結成60周年を迎える平均年齢76歳のストーンズをゴダール監督が捉えた68年製作の伝説的なドキュメンタリー。日本で初公開されたのは78年11月1日で、今回実に43年ぶりのリバイバル上映となる。
当時のロンドン、バンド黄金期を迎える若き日のストーンズのレコーディング風景が納められており、ロック史に残る名曲「悪魔を憐れむ歌」が完成するまでの過程と、社会運動にかかわるドキュメンタリーめいたフィクション映像が交差するスタイリッシュな音楽ドキュメンタリーだ。
ちなみに、公開日の12月3日は、ゴダール91歳の誕生日でもある。
『ワン・プラス・ワン』は12月3日に公開される。
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