人気アニメーション第2弾『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』の日本語吹き替え声優をつとめるバナナマンの設楽統と日村勇紀が、11月6日に赤坂ビデオセンターで公開アフレコを行った。
本作は、美声のママとダンスの上手いパパの間に生まれた皇帝ペンギンの子・エリックの冒険を描いた作品。キュートなエリックの声を人気子役の鈴木福が、そのパパ・マンブルの声を劇団ひとりがつとめているのも話題のひとつ。そして、今回バナナマンの2人がアフレコしたのは、南極海に住むアオキアミのウィルとビルの声。オリジナル版ではブラッド・ピットとマット・デイモンが担当している。
ハリウッドスターが声優をつとめた役を日本語版で担当することについて感想を聞かれた日村が「本当にいいのかなって思いますよね。僕なんかがマット・デイモンですから」と戸惑いを語ると、設楽も「俺だってブラッド・ピットだよ。ビックリしました」と驚いた様子だった。
見た目に全く違いのない2匹のオキアミの声を担当するのに少々苦労した様子の2人。吹き替えで意識したことについて問われると、「(クールな役なので)クールで、なおかつ大胆なブラッド・ピットを意識しました」と設楽。続けて日村が「せっかくマット・デイモンさんの声をやれるということですから」と話すと、すかさず設楽が「マット・デイモンさんの声をやるわけじゃないでしょ。同じ役の声でしょ」と突っ込み。日村は「マット・デイモンさんと同じ役の声をやれるので」と言い直してから「『なるべくデイモンさんに迷惑をかけないように』そして『マット・デイモンさんっぽさも忘れず』、『日本のみんなに届けたい』という3本柱でやってきました」と語った。
また、コンビネーションの絶妙さを褒められると、設楽は「常にコンビなので、ブラピとマットよりコンビネーションはいいですよ」、日村も「向こうは即席ですからね」と自信をのぞかせるも、「コンビネーション以外は全敗です」と話していた。
映画については、「前作はアカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞しているのでとっても面白いですし感動します。歌とダンスが楽しく、ペンギンのストーリーと並行し、小さいオキアミが大きな感動を呼ぶストーリーです」とアピール。日村も「小さな一歩が大きな冒険を繰り広げるのでぜひご覧ください」と語っていた。
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