2006年に製作されアカデミー賞長編アニメーション賞に輝いた『ハッピー フィート』。その続編となる『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』が11月26日に公開となり、新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶に、日本語吹き替えを担当した鈴木福、劇団ひとり、クリスタル ケイ、バナナマン(設楽統と日村勇紀)が登壇した。
・[動画]『ハッピー フィート2』初日舞台挨拶
・『ハッピー フィート2』初日舞台挨拶、その他の写真
今回、初めて父親役に挑戦したひとりは「改めて息子っていいなって思った」とコメント。プライベートでは1歳になる娘がいるが、「男の子はまた違う?」という司会の質問には「この前の完成披露試写会にマスコミが来て、『息子さんもどうですか?』と聞かれたので『欲しいですね』と答えたら、ヤフーニュースか何かに『劇団ひとり、子作り宣言』と出た」と明かし、観客も大笑い。「家に帰ったら嫁さん(大沢あかね)から『どこかで子作り宣言したの?』と言われた」そうで、「あんまり軽いことは言えない」と戒めていた。
歌手のクリスタル ケイは「本格的に吹き替えを担当するのは初めて。しかも、80年代のヒット曲を全部日本語で歌うのでプレッシャーを感じていた」とコメント。母親役を演じたことについては「まだ子どもがいないので、どうやって温かさを出したらいいのか難しかった」と振り返った。
アニメ作品の声優に初挑戦した鈴木は、難しかったことを聞かれ「早口で言わなければいけないところや息だけのシーン」と回答。これに、ひとりは「息づかいって意外と難しい。(本当にやるように)ハァハァだとダメで、演出家にも言われたが(アを強調して)ハアハアと言わなければいけない」と難しさを説明。ひとりが「そこら辺、福くんは完璧だった。天才だもんね」と絶賛すると、鈴木は照れたような困ったような表情を浮かべていた。
一方、オリジナル版ではブラッド・ピットとマット・デイモンが担当した役に挑戦したのはバナナマンの2人。設楽は「声を録るときも演出されている方が、『じゃあ、ブラピとマットと呼びますね』ってところから始まった」と裏話を披露。日村は「軽くバカにされているような感じ」と続けると、設楽も「(アフレコが)始まったら1回も言われなかった」と明かして笑いを誘っていた。
また、この日は鈴木が劇中歌「ブリッジ・オブ・ライト」を生で歌う場面も。司会から「結構、練習しましたか?」と尋ねられた鈴木は「授業の5分休みのときとかにちょっとだけ」と回答。この「5分休み」というフレーズがツボだったようで、登壇者一同笑顔。ひとりは「有意義な休み時間だね」と話し、設楽も「5分休みに歌の練習しちゃうってね」と感心した様子だった。
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・『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』作品紹介
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