岡田将生主演、川口春奈出演のエクストリームホラー『聖地X』。劇場公開を控えた11月13日に、東映本社の屋上にて韓国式大ヒット祈願イベントを実施し、岡田、川口、薬丸翔が出席した。
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岡田将生と薬丸翔は14年ぶり再共演
今回は物語の舞台となる韓国にちなんで、かつ劇中ワンシーンへのオマージュも込めて、本場韓国のシャーマンがヒット祈願。伝統的な衣装をまとい、笛とシンバルを用いた演奏の中、映画のヒットを祈願した祝詞を読み上げる縁起のいいイベントとなった。
韓国の伝統儀式コサによる異国情緒あふれる珍しいヒット祈願に岡田は「始まった途端に空気が変わりましたし、鮮明に劇中シーンのことを思い出しました」と感激。川口も「なかなか経験のできないことなので、シャンとした気持ちになりました。すばらしい経験」と感動。薬丸も「笛の音が鳴った途端に何かが始まる空気が伝わってきた」と貴重な体験に喜んでいた。
劇中でシャーマンによるムーダン(祭儀)のシーンに参加した岡田は「空間を支配されるのを目の当たりにして圧倒されました」と回想すると、川口も「圧倒、圧巻。衝撃を受けた最も印象深い場面です」と見どころだと語った。完成版で同シーンを見た薬丸も「2人が撮影後に『凄かった!』という話をしていたので気になっていたけれど、実際に見て『こんなにたっぷりやっていたんだ!』と驚いた記憶があります」と話していた。
岡田と薬丸は、約14年ぶりの再共演。岡田は「17歳の頃に学園ものの連ドラでご一緒して、こうして映画で一緒に芝居できることが嬉しかった。いい意味で何も変わらず、いい関係性で作れたのが嬉しかった」と再会にしみじみ。
薬丸も「衣装合わせの時に久々に会って10分くらい喋ってみて『お互い何も変わらないね!』と話をしました。こんなに変わらないのか、と思うくらい変わっておらず嬉しかった」と岡田の変わらぬ優しい人柄に目を細めていた。
イベント後半には「皆さんにとってのゲン担ぎは?」との出題が。岡田は「クランクインした日からアップするまで、携帯の待ち受け画面を撮影中の台本の写真にしています。それは必ずやっていて、本作の撮影時もそうでした。携帯電話は常に身に着けてよく見るものなので、撮影中の作品に集中できるようにとやり始めました」とコメント。
同じ問いに川口は、ゲン担ぎはしないというが「普段から神社にはお参りをしています。『ここぞ!』という時はあえて気にせず、ルーティンも作りません」と回答。薬丸もルーティンはないというも「ゲン担ぎではないのですが、行きたいお店に行くと閉まっていることが多く、一喜一憂するタイプ」と明かした。
オールロケを行った韓国については「タクシーの運転手さんがとてもフランクで、日本アニメについての話を1時間くらいされた時もありました」と岡田は現地の人たちのフランクさに笑顔。川口は「ただただ楽しくて、食事もおいしい。みんな親切で優しくて幸せな撮影期間でした。食事もお2人(岡田・薬丸)が調べてくれて、私はそれについていく感じは完全に妹キャラでした」と役柄同様に兄・岡田に頼っていた様子。薬丸は「夕日が日本よりもオレンジ色。日本で見る夕日とは雰囲気が違うので、それが劇中でも異質な空気を醸し出していました」と述べた。
『聖地X』は11月19日より全国公開。
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