俳優の林遣都が11月13日、都内で実施された小松菜奈とのW主演映画『恋する寄生虫』の公開記念舞台あいさつに小松、井浦新、石橋凌、柿本ケンサクとともに登壇。本作にまつわるトークを展開し、会場を盛り上げた。
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小松菜奈、林遣都は「本を読みそうで読まない(笑)」
その小松は、撮影だけでなくプロモーションでも林と長い時間を過ごしてきたが、意外な一面として「本を読みそうで読まない(笑)」と指摘。「すごく本を読んでいる方なんだろうと思ってて、私は読まないので『好きな1冊』とかを聞かれても絞り出すほうなんですけど、遣都さんもそういうタイプで安心しました。そこで挙げたお気に入りの1冊が、メチャクチャ分厚いんですけど『途中で眠くなる』っておっしゃってて(笑)」と暴露し、林は「本棚は大きいのがあるんですけど、手をつけてない本がほとんどなんです。いつか読むだろうと…(苦笑)」と話した。
逆に林は、小松について「今日もそうですが存在感が異色と言える女優さんなんですけど、お話してみると、いい意味でとても普通の感覚を持った接しやすい方で、壁は厚くなかったです」と語る。さらに「異色という意味では、いつも驚かされるんですが、今日も『スター・ウォーズ』に出てくるどこかの星の王女様みたいな格好で…(笑)。この作品の宣伝で、朝、現場に入ると僕はスタイリストさんと『まずは今日の菜奈ちゃんの衣装を確認しましょう』と。そこに負けない、並んでも霞まない林で行こうという話し合いをいつも行なっています」と意外な衣装をめぐるやり取りを明かした。
小松菜奈「制服姿は正直キツイです(苦笑)」
また、映画にちなんで、自身にとっての運命の出会いを問われて林は、フジコ・ヘミングさんのピアノとの出会いを挙げた。今回の現場では、難しい役に悩み、メイク室でも台本を手に考え込んでいたそうで、そんな時、旧知のメイクスタッフがさりげなくかけてくれたのが、フジコ・ヘミングさんのピアノの曲だったそう。林は「すごく集中できて、ゾーンに入っていろんなひらめきがありました。その出来事以来、集中したい時や行き詰った時は、スイッチを入れるために聞いています」と述べた。
小松は本作の中に昨年、閉園した「としまえん」や、12月に閉館することが決まっているヴィーナスフォートが登場することに触れ「最後に(映画の中にその姿を)残すことができてよかったなと思います」と語る。そして「私、25歳なんですけど、制服姿は正直キツイです(苦笑)。さすがに25で、映画を通してずっと現役の高校生ってキツイなと思ったけど、それはお仕事なので…(笑)。でも、今回でそれも見納めというか、最後になるんじゃないかと私は思っています。いろんな意味で“最後”のものをこの映画でお楽しみください!」と語った。
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