何の変哲もない高校生たちが戦国時代にタイムスリップしてしまう青春ファンタジー『ギャルバサラ−戦国時代は圏外です−』。この映画のトークイベントが12月4日に角川シネマ新宿で行われ、鈴木勝吾、相馬圭祐、浜尾京介が登壇した。
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本作で3人が演じたのは戦国時代に生き、タイムスリップしてきた高校生たちと出会う百姓の役。時代劇は初めてという鈴木は「言葉や殺陣も初めてだったので、そういう部分は難しかった。しっかりした(本格)時代劇ではないので、本読みの段階では標準語だったが、現代から来る高校生と差別化をはかりたいという監督の要望で方言を使うことになった」と説明。
その方言をネットで勉強したという相馬は「舞台が岐阜なので、某動画配信サイトで『岐阜弁』と検索したら、可愛い女の子が岐阜弁を喋っている動画があったが、(女の子が可愛すぎて)全然、岐阜弁が入ってこなかった」と明かし笑いを誘った。また、槍を使うシーンもあり、司会から「お家で練習をしたそうですが?」と聞かれた相馬は、「お家の“中”ではできないんです。お家の“外”ではできるんですけど」とこだわりトークを展開、観客を沸かせていた。
鈴木と相馬が『侍戦隊シンケンジャー』、浜尾が『天装戦隊ゴセイジャー』と、3人は戦隊ヒーロー出身。そんな3人が「ガッツリと絡んだのは『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピック ON 銀幕』(今年1月公開)のときだった」と鈴木。だが、人見知りの浜尾は当時、2人とはあまり喋らなかったそうで、鈴木は「あとで千葉ちゃん(『ゴセイジャー』でゴセイレッドを演じる千葉雄大)に『マオくん喋ってくんないんだよね』と聞いたら『人見知りだから大丈夫だよ』と言ってくれた。今回の現場ではすごくいっぱい話しました」と語っていた。
その浜尾の人見知りぶりを表すエピソードの1つが名前の“呼び方”。今回の撮影で浜尾とは3日ほど撮影が一緒だったという相馬は「(浜尾から)初日は“相馬さん”、2日目が“相馬くん”、3日目になって“圭ちゃん”と呼ばれ、すごく嬉しかった」と裏話を披露。「“勝吾くん”と呼ばれている」と話す鈴木に対しても、浜尾は「初日は“あの”とかと呼びかけ、名前を呼ばないようにしていた。2日目からは“勝吾くん”と呼ばせていただきました」と明かしていた。
さらに、鈴木と相馬の2人は浜尾の目力も絶賛、相馬は「『ゴセイジャー』の第1話を見たときに、この子の目力はすごいと思った」と振り返ると、浜尾は「ちょうど『ゴセイジャー』が始まったばかりのときで、相馬さんが僕のブログに『浜尾くんの目力はすごい』とコメントをしてくれた。それが嬉しくて、僕も相馬さんのブログにコメントをさせていただきました」と話し、会場にいる観客を楽しませていた。
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