3週目でふたたび実写邦画No1返咲き!『そして、バトンは渡された』未公開シーン
累計発行部数80万部突破の本屋大賞受賞の小説を原作とし、永野芽郁、田中圭、石原さとみ出演で公開中の映画『そして、バトンは渡された』。24%の劇場において、公開3週目の土日(11月13日〜14日)の興行収入が1週目2週目を上回り、動員ランキングも4位から3位に上がって実写邦画ではNo1に返り咲いた。
また、原作も週刊文庫ランキング1位(11月9日トーハン調べ)となり、口コミでの評価が作品への評価を押し上げていることがうかがえる。そんな大ヒットを記念し、本編未公開シーンが公開された。
公開された未公開シーンは、森宮さん(田中圭)が優子(永野芽郁)に隠してきた「知られてはいけない秘密」が垣間見える場面。
血が繋がらないながらも優子を父親として支えてきた森宮さんは、母親から届いた手紙をきっかけに「親巡りの旅」を閃いた優子に対し、「現役の親なのに俺は後回しかよ」と、歴代パパたちに嫉妬している様子。
ところが、優子が「母親に会いたいんだけど、連絡先知らないかな」と尋ねると、森宮さんは先ほどまでの拗ねた態度から一変、困惑と苛立ちの表情で「何言ってんだよ、俺が知ってるわけないだろ」と言い放ち、部屋を出て行ってしまう。
普段は母親についても明るく話す森宮さんとは全く違う様子に、あっけにとられて二の句が継げない優子。果たして、森宮さんが優子に隠している秘密とは……?
森宮さんを演じた田中は、「森宮さんと優子ちゃんのような親子関係はなかなかないので、この関係性を作るのが結構難しかったです。現場で実際に生まれるものもありますし、きっと森宮さんの感情はこうだったんだろうなって想像して相手の優子ちゃんと役を作っていく作業が一筋縄ではいかない難しさがありました。監督も本当にすごく丁寧に演出をつけてくださったので、一緒に作っていく感じは本当に刺激的で面白かったです。芽郁ちゃん演じる素敵な優子ちゃんと自然な距離感になれていたらいいなと思います」と撮影を振り返る。
実際、優子と森宮さんについて、“理想的な親子”との感想が寄せられているが、それは田中が永野や前田哲監督とともに作り上げた努力の賜物であったことがうかがえる。
秘密を抱え生きた2組の“親子”の人生が1つに交わる
本作品は、令和最大のベストセラーである瀬尾まいこの原作小説の映画化。
血の繋がらない親の間をリレーされ、4度も苗字が変わった森宮優子(永野)は、訳あって、料理上手な義理の父親・森宮さん(田中)と2人暮らし。今は卒業式でピアノを弾く「旅立ちの日に」を猛特訓中だが、将来のこと、恋のこと、友だちのこと等、上手くいかないことばかり。
一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原)は、泣き虫な娘のみぃたん(稲垣来泉)に精一杯愛情を注ぎ、共に暮らしていた。しかしある日突然、娘を残して姿を消してしまう……。
全く違うはずの2つの物語が繋がったとき、驚きと共に今年最大の感動が訪れる本作品。事前に鑑賞した人の92.8%が泣いた(ワーナー・ブラザース調べ)とされ、書店員からも「登場人物のほとんどが優しいので見終わった後、自分も優しい気持ちになれました」「原作も素敵な物語でしたが、映画のラストも衝撃的で涙が止まらなかった」「血のつながりではない、壮大な愛に満ち溢れた作品だった」といった声が寄せられている。
『そして、バトンは渡された』は、全国で公開中だ。
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