岡田将生と川口春奈が11月20日、都内で実施されたホラー映画『聖地X』の公開記念舞台挨拶に薬丸翔、入江悠監督と共に出席。本作にちなんだトークで会場を盛り上げた。
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川口春奈「いい経験」エクササイズダンスの撮影振り返る
主演の岡田は「脚本を読んだ時にどんな映画になるのだろうか? と思ったけれど、僕が演じた輝夫のポンコツな性格で物語が成立しているところが沢山あって面白かった」と手応え。妹役の川口も「私が演じた要は、韓国での予期せぬ事態に巻き込まれて色々な感情と表情を見せる女の子。後半になるにつれて人間的な変化や成長が見えていたら嬉しい」と役柄紹介。薬丸は分身したキャラクターの役作りに触れて「入江監督とルール作りをして、1人の人間として成立するよう意識した」と細やかな演技プランがあっての撮影を回想していた。
物語のキーとして、いたる所に水が出てくる。プールや海にも入った岡田だが「韓国が思った以上に寒く、水温も低かった。入りたくはなかったけれど、水が物語のキーになっているので震えながら海にも入りました。それも今ではいい思い出」と懐かしむと、同じく薬丸も「水から出た瞬間、スタッフの方々がもの凄く大きい保温タオルで温めてくれましたよね」と手厚いケアに感謝していた。
川口のエクササイズダンスも見所の一つ。ロケ地・韓国で振り付けの特訓をして臨んだという川口だが、当該シーンの理由について入江監督は「もちろん物語にこじつけられる意味はありますが、単純に今の歳の川口さんのダンスを映像として残したかった」とニヤリ。まさかの狙いにビックリの川口は「すでに作品を見た母から『あんたあれなんなの?』と言われた。私も『なんだろう…』と。結構撮影も長かった」と苦笑いも「でもいい経験をさせてもらえました」と見どころとして胸を張っていた。
岡田将生「50円くらいがいいかな…」近所の激安ネギ語る
岡田 VS. 薬丸のラストバトルも手に汗握る名場面。岡田は「韓国のアクションチームの熱量に触発された。もっといいものを作りたいという高みを目指したくなるようなチームでした。薬丸君と息を合わせながら撮影をしていきましたが、面白くてユーモアもあって、楽しいアクションシーンになりました」と見所に。アクション初挑戦という薬丸は「全部岡田さんにリードしていただきました。僕が手順を間違えたとしても、岡田君が対応して助けてくれた」と最敬礼。しかしアクションチームの熱が高まりすぎて撮影時間がオーバーしてしまった結果、入江監督は「日本側のプロデューサーが韓国側の製作陣に怒られていました」と暴露して笑わせ、岡田も「それもこうして明るく話せるのは良いことです」と重ねて笑わせた。
映画の内容にちなんで、それぞれのパワースポットを発表。薬丸は「ラーメン屋さん」、入江監督は「本屋」と回答。悩んだ川口は「薬局。用事がなくても入って楽しい。何かしら手に取ってしまう。薬局を見つけたら行く」と飾らない答えで、最後まで悩んだ岡田は「近所のスーパーに行ったら、長ネギが1本18円で安かった。でもさすがに安すぎて怖くて買えなかった。安くて嬉しいけれど僕は50円くらいがいいかな…。すごく気になりましたけれど」と地元ネタを明かした。
最後は映画に登場する井戸をモチーフにした樽で大ヒット祈願の鏡割り。主演の岡田は「どうして長ネギの話をしてしまったのか…。それがミステリー」と照れつつ「でもこの映画の根底にあるのは、そんな違和感です。ジャンルにとらわれない映画なので、『なんだこの映画は!?』と思ってもらえたら」とアピールした。
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