園子温監督、次回作の製作決定! 大震災後の日本に暮らす意味を問い直す

園子温監督
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『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『恋の罪』など衝撃作を次々に発表し、世界中の注目を集める園子温監督。最新作『ヒミズ』では、主演の若手・染谷将太と二階堂ふみにヴェネチア国際映画祭最優秀新人俳優賞をもたらした園監督の次回作『希望の国』の製作が決定したと、配給元のビターズ・エンドが発表した。

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『希望の国』は、のどかな農村に暮らすある家族が、大地震後に避難を強いられながらも愛着のある家を離れられない姿を主軸に、3組の男女の哀しくも美しい愛の形を描き出す。老夫婦を夏八木勲と大谷直子が、その息子夫婦を村上淳と神楽坂恵が演じている。監督の婚約者であり、『冷たい熱帯魚』『恋の罪』『ヒミズ』でも監督と組んだ神楽坂が、今回は避難中に妊娠が判明する妻を演じているのも見どころの1つ。

『ヒミズ』では3月11日の東日本大震災を受けて脚本を書き直し、撮影に臨んだ園監督。本作でも、大震災を経た日本で生きていくことの意味を改めて問い直すという。

また、イギリス、ドイツ、台湾からの出資も決定。クランクインは1月13日で2月上旬にクランクアップし、今春の公開を予定している。

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