歴史を覆す歴史発見映画『大河への道』…橋爪功「伊能測量隊なんて絶対イヤだ！」

#中井貴一 #伊能忠敬 #北川景子 #和田正人 #大河への道 #岸井ゆきの #平田満 #松山ケンイチ #立川志の輔 #草刈正雄 #西村まさ彦 2021.12.10

現代と江戸時代を股に掛けた歴史発見映画『大河への道』キャスト公開

歴史発見エンタテインメント映画『大河への道』が来年22年5月20日に公開される。このたび、オールキャストが公開された。

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すでに発表されている主演の中井貴一、共演の松山ケンイチ、北川景子に加えて、岸井ゆきの、和田正人、西村まさ彦、平田満、本作の原作者でもある立川志の輔、さらに草刈正雄、橋爪功といった、若手からベテランまで、個性豊かな実力派が勢揃い。

しかも、映画で描かれる「令和の現代劇」と「江戸の時代劇」の2つの世界の登場人物たちがすべて、演技の掛け合いを想像するだけで楽しみな豪華キャストの“一人二役”で演じられることもわかった。

このたび出演が発表された出演者のうち、近年、映画やドラマで個性輝く存在感を魅せる岸井は、本作品の魅力と自身の役柄について次のように語っている。

「歴史上の出来事をとてもチャーミングに描いた映画です。私が一人二役で演じたトヨ（江戸時代）と富海（現代）は全くの別人ですが、堅実で、おちゃめで、可愛らしい部分が共通していると思います」

その言葉通り、それぞれの俳優が演じる二役の重なる部分を探すのも本作品の楽しみ方の一つ。

また、01年にNHK正月時代劇『四千万歩の男・伊能忠敬』で伊能忠敬役を演じた橋爪は、「改めて伊能忠敬の凄さを感じました。今回、僕のセリフに『本当に忠敬さんって偉人なんだ。日本にとっての偉人なんだ』と出てきますが、まさしく偉人中の偉人だと思います」とその偉業を讃える。

もっとも、忠敬が日本全国を歩いて測量したのは当時で70歳、今なら90歳を超えるほどの高齢だったという気の遠くなるような史実には、「もし自分が同じ時代に生きていたとしたら、あんまり側には近寄りたくないですね……。伊能隊のメンバーになんて絶対なりたくない！」と笑っていた。

大河ドラマ開発プロジェクトが200年前の隠密作戦へ…

本作品の一つ目の舞台は、現代の千葉県香取市。市役所の観光事業として、初めて日本地図を作った郷土の偉人「伊能忠敬」を描く大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がる。総務課主任・池本（中井）は、ひょんなことから観光課の課長・小林（北川）から開発担当に任命される。池本はお調子者の部下・木下（松山）と共に、今は引退したと噂の大物脚本家・加藤（橋爪）をなんとか口説いて脚本の執筆を依頼するが、思いもよらぬ発見が加藤から池本に伝えられる。何と、日本地図を完成させたのは、伊能忠敬ではないというのだ！

そして舞台は200年前へ。江戸下町の伊能邸では、天文学者の高橋景保（中井）と助手の又吉（松山）、日本地図完成を目指す忠敬の測量隊（和田、平田、田中美央、溝口琢矢）、下女のトヨ（岸井）、そして伊能のかつての妻・エイ（北川）によって、驚くべき隠密作戦が決行されようとしていた……。

『大河への道』は、来年22年5月20日に公開される。

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