公開1周年を迎えた三浦春馬主演の映画 『天外者』(てんがらもん)の特別上映が、12月11日に全国304館および台湾1館で行われた。配給会社のギグリーボックスは同月13日、累計興行収入が9億円に達したと公表している。
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三浦春馬の魂の主演作、1年経った今も支持集める
2020年12月11日に全国公開された同作は、江戸時代末期を舞台にした青春群像劇。ペリー来航に驚く日本の中にあって、新時代の訪れを察知した青年武士の五代才助(後の友厚)と坂本龍馬。日本の将来を遠くまで見すえる2人の人生が重なり始める。開国か、攘夷か。五代は内輪揉めに目もくれず、世界を目指す。そんな折、遊女の“はる”と出会い「自由な夢を見たい」という思いに駆られ、誰もが夢見ることのできる国をつくるべく坂本龍馬、岩崎弥太郎、伊藤博文らと志を共にする…、というストーリーが展開される。
圧倒的な熱量で生き抜いた五代を演じたのは、2020年7月に死去した三浦。大胆な発想と行動力、そして冷静かつ、緻密さと優しさを持つミステリアスな五代を、三浦が重厚な演技で体現しきった。
ギグリーボックスは、今回の特別上映で観客動員数が1万7623名、興収が2503万4640円を記録したと公表(上映回数は、各興行会社に判断を仰ぎ、複数回上映を行った劇場有り)。累計興収は9億円を突破した。
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