友人ポール・ベタニーがデップとのやりとり明かす
Disney+の人気シリーズ『ワンダヴィジョン』でヴィジョンを演じたポール・ベタニーが、友人であるジョニー・デップがThe Sun紙に対して起こした名誉毀損訴訟の一環として公開された、ジョニー・デップとのプライベートなメッセージについて発言している。
デップは「The Sun」紙が自分のことを「妻を殴る者(wife beater)」と表現したことに対して名誉毀損で同紙を訴えたが、2020年11月に敗訴。上訴していたが、2021年3月に棄却された。
ベタニーはデップと映画で数回共演し、長年の友人だが、デップが元妻アンバー・ハードと泥沼の離婚騒動を繰り広げていた頃に「ジョニー・デップとは何年も前から知っていて、彼の恋愛関係のいくつかも知っている。彼は私が知る限り、最も優しく、親切で、穏やかな男だ。ちょっと言ってみるだけ」とツイートしたことがある。
そして先述の裁判では、デップとの間でやりとりしたメッセージが裁判で証拠として提出された。ベタニーはイギリスの「The Independent」紙のインタビューでこの件についてコメントを求められると、「話すのが本当に難しいテーマだと思うし、火に油を注ぐだけだと思う」と答えた。
2人は2013年、アンバー・ハードについてかなり過激な内容のメッセージをやりとりし、その内容が2020年2月、裁判の予備審問で読み上げられ、公開された。
デップはベタニーに「アンバーを燃やそうぜ!!!(Let’s burn Amber!!!)」というメッセージ送ったとされている。
それを受けてベタニーは「よく考えてみたけれど、アンバーを燃やすべきじゃないと思うんだ。彼女は楽しい仲間だし、目にも心地いいし、それに彼女が魔女だとは思えない。もちろん、こんな苦境に陥ったときの英国式の行動、つまり溺死テストをやってみることもできる。どう思う?」と返した。デップは「彼女を焼く前に溺れさせよう!!」と返し、さらに過激な文言を書き連ねたという。
記事によると、ベタニーの広報担当者が割って入ったが、彼は話題を避けずに答えたという。「とても奇妙なことだった。奇妙な瞬間だった……何が奇妙かって、突然、ロンドンで最も卑劣な新聞社の1社とその弁護士が、過去10年間のメッセージに目を通したことだ。大勢の弁護士たちが10年分のメールやメッセージをくまなく調べるなんて、正直言って、どんな感じなか想像できる? 不愉快な気分だったとしか言いようがない」
ジョニーのアンバーに対する名誉毀損訴訟は前進しており、彼の弁護士は有名俳優を宣誓証言のために召喚したばかりだ。
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