濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』が1月10日(現地時間1月9日)、第79回ゴールデングローブ賞にて非英語映画賞受賞したことが分かった。日本映画として同映画賞の非英語映画賞の受賞は62年ぶりとなる。
・『ドライブ・マイ・カー』全米批評家協会賞で4冠! 主演男優賞はアジア初
日本映画62年ぶりの快挙を達成!
西島秀俊が主演を務めた本作は、これまでに第74回カンヌ国際映画祭にて日本映画初の脚本賞を含む4冠を受賞したのち、第94回米国アカデミー賞国際長編映画賞部門ショートリストに選ばれている。ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞作品賞・脚本賞・監督賞次点、ボストン映画批評家協会賞にて西島の最優秀男優賞を含む4冠の獲得など、世界中で35以上の賞を受賞。第56回全米批評家協会賞でも主要4部門を制した。
国内外のメディアが選ぶ、2021年ベスト作品でも次々上位にランクイン。主演の西島秀俊は「New YorkTimes」や「Vanity Fair」、「SlantMagazine」にてベストパフォーマーの1人に選出されており、「TheFilmStage」では1位を獲得。同サイトでは三浦透子もベストパフォーマー12位に選ばれるなど、本作キャストにも世界から注目が集まっている。
ゴールデングローブ賞に関しては、ノミネートは是枝裕和監督『万引き家族』(19年)以来3年ぶり。アカデミー賞の前哨戦の1つとも言われる同映画祭での受賞を受け、本戦への期待もますます高まっている。
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