女優の上白石萌歌が、新作映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の日本語吹き替え版にて初代ゴーストバスターズの孫・フィービーの声を演じることが分かった。
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上白石萌歌、フィービー役に選ばれて「すごく驚きました」
本作は、80年代に人気を博した映画『ゴーストバスターズ』シリーズの正統続編。主人公は、都会での生活が苦しく、母と兄の3人で田舎町へと引っ越してきたフィービー(マッケナ・グレイス)。この町では、30年間にわたり原因不明の地震が頻発していた。祖父が遺した古びた屋敷で暮らし始めたフィービーが祖父の地下研究室で目にしたのは、見たことのないハイテク装備の数々だった。祖父がかつてゴーストだらけのニューヨークを救った「ゴーストバスターズ」の一員だったことを知ったフィービーだったが、床下でみつけた「ゴーストトラップ」と呼ばれる装置を誤って開封してしまう。それをきっかけに不気味な緑色の光が解き放たれ、街ではさらなる異変が起こり始める…、というストーリーが展開される。
今回は、本作の主人公で元祖ゴーストバスターズの1人であるイゴン・スペングラー博士の孫フィービー役の日本語版吹替声優に上白石が決定。数々の映画やドラマに出演して人気を誇る上白石は、本作で初めてハリウッド映画の吹替に挑戦することとなった。
フィービー役の声優が決まった時のことを上白石は「すごく驚きました。喜びと同時にプレッシャーや、本当に私で良いのだろうか?という気持ちが湧き上がってきました」と振り返る。30年以上に渡って愛され続ける『ゴーストバスターズ』シリーズについて、「私の両親がドンピシャの世代なんです。いかに面白いかというのは小さい頃から聞いていましたし、実際に親と一緒に見たこともあります」と語った。
一足早く本作を鑑賞した上白石は「マスクがびしょびしょになるくらい泣いた」と号泣したことを告白。本作に感動した点については「フィービーがおじいちゃんを思う気持ちが全編を通して描かれるので、家族の縦の絆を感じられるんです。私自身も祖父母にお世話になったというか、おじいちゃんたちとの関係をすごく大切にしていたので、フィービーの気持ちもよくわかるし、誰にとってもおじいちゃんやおばあちゃんの存在って胸を熱くさせるところがあると思う」と明かした。
また、初めての実写の吹替は難しかったそうで、アフレコについて「普段体を使ってお芝居をするのとは違う感覚」と説明。「日本人である我々とは習慣や文化も違うので、そこをどうやって越えるか」と、悩みながら取り組んだことを明かす。
反対にうまくいった点を聞かれると「ゴーストとの対決のシーン」を挙げ、「私の体は映らないけど、(アフレコでは)実際に汗をかくくらい、アクションシーンのように体力を使って白熱したので、そこは声にものっていると思います」と自ら太鼓判を押した。
最後にシリーズの魅力について「人が信念を持って立ち向かう様子が描かれていて、勇気をもらえる」と力説。「できることなら実際に出演したい。プロトンパックを私も構えてみたい(笑)」と意欲を燃やしていた。
『ゴーストバスターズ/アフターライフ』は2月4日より全国公開。
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