ASKA2年ぶりツアー、主役を奪う女性ドラマーの“神懸かり”演奏が話題沸騰!
#ASKA#ASKA premium concert tour#DREAMS COME TRUE#FUZZY CONTROL#SATOKO#ドラマー#ドリカム#中村正人#山本彩#菅沼孝三#親子愛#追悼
「ASKAさん、見事に持ってかれちゃったね」
ASKAが2年振りの全国ツアーGet The Classics『ASKA premium concert tour -higher ground-アンコール公演』をスタートさせた。昨年秋に開催予定だったライブツアーの再編だ。1月7日の東京・府中、1月10日の宮城・仙台での公演とツアーはスタートしたばかりだが、ファンからは、ASKAの勇士と共に、今回新たにサポートドラマーとして参加したSATOKOの神懸かった演奏に賞賛の声が集まっている。
「SATOKOがすご過ぎて……。これじゃ、曲の入れ替えしないと、客さんが俺に戻ってこない……」とツイートしたのは、ASKA本人(公式Twitter@ASKA_Pop_ASKA)。
それを受けて、ファンからは「ASKAさん、見事に持ってかれちゃったね」「こんなに泣いたLiveは過去ありませんでした。これは本当に皆さんに見ていただきたい!」といった書き込みが相次いだ。
SATOKOは、自身のロックバンドFUZZY CONTROLのほかにも、DREAMS COME TRUEや山本彩らのほか、世界的なアーティストのサポートドラマーとしても活躍する実力派女性ドラマー。父は「手数王」として知られる世界的なドラマー菅沼孝三で、もともとASKAのサポートドラマーを務めていた。
しかし、昨年11月8日に、その父・孝三が逝去。
SATOKOは11月9日に自身の公式HPで、「父は昨年の6月から既にステージ4の大腸がんで余命宣告を受けていましたが、周りには告げずに、懸命に闘病しながら、健康でも困難なペースで、様々な音楽活動、ライブ活動を続けて参りました。旅立つ1ヵ月前までステージに立ち、生徒を育て、旅立つ数時間前までビートを刻んでいました」と発表していた。
その後を継ぐ形で、このツアーからSATOKOがサポートドラマーとして参加しているのだ。
ライブに足を運んだファンからはASKAのTwitterに「やはり、親子! 血は争えない」「孝三さんからSATOKOさんにバトンが渡った瞬間を拝見した気持ち」「お2人が重なって見えた時がなんどもありました」「感動して最後にさらにもらい泣き。ASKAグッズのタオルがあって本当に良かった」「SATOKOさんドラム叩きながら何度も天を仰いでいました」といった書き込みが相次いだ。
SATOKOについては、現在休養中の山本彩との復活ライブを応援する声や、「ドリカム(Dreams Come True)」のライヴDVDでSATOKOのソロパートを見直したいといった書き込みも見られた。
「初めて見たライブは、父の演奏するASKAでした」
一方のSATOKOは、1月7日からのツアーを前に公式Instagram(公式Instagram@fc_satokoより)を通じて、「父上のドラムセットで今回のツアー挑みます。一緒に演奏してくれてるような気持ちがします」と意気込みを語っていた。
また初日を終え、2日目を迎えた1月10日の公式ブログでは、SATOKOはASKAのサポートドラマーを引き受けるに至った経緯について、丁寧に説明している。
「わたしの父上が生前ASKAさんのバックでドラムを叩いていたのはたぶん知ってる方も多いと思うのですが、わたしが生まれて初めて見たライブコンサートは、何を隠そう、父の演奏する『CHAGE&ASKA in 大阪城ホール』でした」と告白。
SATOKOはそこで人生を決める衝撃を受け、CDラジカセでASKAをビートルズやカーペンターズと並び再生しては、布団の中で歌っていたという。ASKAは幼い頃から、SATOKOにとって世界的スターであり、ヒーローだったのだ。
「わたしがこのツアーで叩かせて頂くことになったのがまだ信じられないまま、幕が開き、ライブは始まり、気がついたら音楽に包まれて、無事にカーテンコールをしていました。父上が見てた景色を初めて見ました」と感激の気持ちを語っている。
ASKAは、初日について「コロナ禍における制限下のコンサート、観客の皆さんも久しぶりなので、最初はライブ空間の中でどう反応すれば良いか迷っていらっしゃいました。でも、精一杯の気持ちを舞台上でひしひしと感じていました。最初から最後まで観客と僕たちは一体でした」とコメント。「はじまりはいつも雨」「PRIDE」にはじまり、終盤はスピード感に溢れる「なぜに君は帰らない」「⽉が近づけば少しはましだろう」、そしてイントロでどよめきが起きた「パラダイス銀河」に続き静寂に包まれる「WALK」からフィナーレへ。「国内の状況には不安が続きます。でも、僕らは可能性を信じて、全国ツアー最終日の4月13日まで走り続けます」と述べて締めくくった。
左利きの変形セットから叩き出すリズム! 無類の女流「手数王」
SATOKOは、1982年9月10日生まれ。13歳でドラムを始め、様々なバンドやセッションに参加。03年から自身のロックバンドFUZZY CONTROLの活動を開始。その傍ら、DREAMS COME TRUE、稲葉浩志、吉川晃司、DAITA、花澤香菜、スガシカオ、山本彩、大黒摩季らのサポートドラマーとしても活躍する。左利きのため、変形セットを操る。現在は、作家、画家としても活動の幅を広げている。DREAMS COME TRUE中村正人が代表を務めるDCTエンタテインメント所属。
中村は、公式ブログ「MASAブログ」で昨年11月10日に「孝三さんが宇宙に旅立ってしまった。」との記事をアップ、次のように思いを綴っている。
「SATOKOから電話をもらった時、孝三さんが笑顔で手を広げ宙に舞う姿が頭の中いっぱいに広がった。俺がアマチュアの頃から孝三さんはすでにドラマー界のスーパースターだった。『ドラムおたくベーシスト』の俺は、しょっちゅう孝三さんの教則ヴィデオを見ながらうはうはしていたのだった。そんな孝三さんにレコーディングをお願いしたのが、17thアルバム『ATTACK25』収録の『軌跡と奇跡』。火を吹く手数王のドラミングはまちがいなくBESTパフォーマンスのひとつに数えられる。特にエンディングでの野呂一生さんのギターソロとのバトルは名演として記憶に残るだろう。孝三さん、またね。同年代の俺はもうちょっとこっちでSATOKOたちとライヴしたりするけど。宇宙からたくさんの弟子たちや数えきれないぐらいの音楽仲間を見守っていて下さいね」
LIVE812 presents Get The Classics『ASKA premium concert tour-higher ground-アンコール公演』スケジュール
●主催&企画制作:Get The Classics実行委員会、BURNISH STONE
●出演:ASKA
ASKA BAND:澤近泰輔(Pf、編曲)、鈴川真樹(Gt)、是永巧一(Gt)、荻原基文(Bs)、SATOKO(Dr)、SHUUBI(Cho)、一木弘行(Ch)、弦楽アンサンブル:Get The Classics Strings
●今後の開催予定
1月30日 開演17:30神奈川県民ホール大ホール
2月5日 開演18:30フェスティバルホール
2月11日 開演17:30名古屋国際会議場センチュリーホール
2月14日 開演18:30福岡サンパレスホテル&ホール
2月16日 開演18:30熊本城ホールメインホール
2月18日 開演18:30広島文化学園HBGホール
2月23日 開演16:00兵庫県立芸術文化センター大ホール
2月24日 開演18:30東京ガーデンシアター
3月24日 開演18:30ロームシアター京都
3月27日 開演17:30いわき芸術文化交流館アリオス・大ホール
4月13日 開演18:30東京国際フォーラムホールA
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
安田淳一監督のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募締め切り: 2025.01.10 -
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04