撮影で使われた2000万円は本物のお金! トロント映画祭で内田けんじ監督が明かす

内田けんじ監督
内田けんじ監督
内田けんじ監督
『鍵泥棒のメソッド』
(C) 2012『鍵泥棒のメソッド』製作委員会

堺雅人、香川照之、広末涼子が共演した『鍵泥棒のメソッド』が第37回トロント国際映画祭で、9月11日(現地時間)に公式上映され、内田けんじ監督が登壇。観客からの質疑応答に応じた。

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前売り券もかなり早い段階で完売となるなど、上映前から期待が高まっていた同作。上映後、大きな拍手が巻き起こるなか登場した内田監督は、撮影中の様子について「キャストの演技が素晴らしく、演出しながら笑いをこらえるのに必死だった」と明かした。

また、劇中に登場するクッキーの缶のなかに入っていたお金の額を聞かれると「2000万円入っていました。本物のお金なんですよ」と回答。紛失しないよう、撮影後はすぐにプロデューサーが持ち帰ったと話すと、客席から笑いが起こっていた。

さらに「次の作品を早く見たい。構想は?」と聞かれた内田監督。「頭のなかには構想があるのですが、この作品がヒットしないと次の作品が作れないので応援してください」と観客にお願いしていた。

『鍵泥棒のメソッド』は9月15日よりシネクイントほかにて全国公開される。

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