伊藤沙莉、タクシーで池松壮亮に告白「ジムからオファーが来たわ」
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尾崎世界観の曲に着想『ちょっと思い出しただけ』ロングトレーラー映像公開
第34回東京国際映画祭コンペティション部門で観客賞とスペシャルメンションをW受賞した、池松壮亮と伊藤沙莉主演、松居大悟監督のオリジナルラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』が、2月11日に公開される。このたび、ロングトレーラー映像が公開された。
・伊藤沙莉のタクシーに市川実和子や高岡早紀ら”大物”も乗客で登場!
今回公開されたロングトレーラーは、クリープハイプの尾崎世界観が手掛けた楽曲「ナイトオンザプラネット」を、映画の新たなシーンも含む本編映像で描いた映像。曲も相まって、池松演じる照生と伊藤演じる葉が紡いだ「なんでもない」日々が愛おしく優しく切なく胸に響く。
タクシーで不意に葉が「ジムからオファーが来たわ」と切り出すと、照生は「なに? ジムジャームッシュ?」「…ジムとしか言えないわ」「あ、わかった。ジム・キャリーの方だ!」──。
ふざけあった幸せなあの日の思い出、意味もなく、はしゃいで駆け下りた忘れられないあの階段、部屋でケーキを食べ ながら、ゆっくり映画を観て過ごした優しいひととき。そのどれもが、2人にとって、なんでもないけどかけがえのない、たまらなく愛おしい時間だった……。
永瀬正敏や國村隼、成田凌、河合優実、尾崎世界観、ニューヨークの屋敷裕政など、バラエティに富んだキャストたちが登場するほか、池松演じる照生と伊藤演じる葉のキスシーンも初公開されている。
もともと、本作品制作には楽曲「ナイトオンザプラネット」が深く関わっている。尾崎が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュ監督の映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた楽曲をモチーフに、松居監督がオリジナルラブストーリーに仕立てたのが本作品だからだ。
松居は尾崎から曲を託された当時を振り返り「2020年の4月頃に、『松居くんと作りたいものができた』という言葉と共に尾崎くんから送られてきたのが 「unbelievable」(のちの「ナイトオンザプラネット」)という曲でした。この曲を聞いた瞬間にMVや短編じゃなく、⻑編映画にしたいと感じて」と語る。最終的には映画スタッフからの提案で、曲の歌詞から本作品のタイトルを付けることになった。
甘酸っぱい記憶…若者たちの何気ない日常を描く
この作品は、クリープハイプの尾崎がジム・ジャームッシュの『ナイト・ オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲『ナイトオンザプラネット』を受けて、松居監督が初めて書き下ろした。
怪我でダンサーの道を諦めた照生とタクシードライバーの葉。この2人を中心に、彼らと関わる登場人物たちとの会話を通じて、7月26日の東京の夜に無数に輝く人生たちの機微を、繊細かつユーモラスに映し出す。
『ちょっと思い出しただけ』は、2月11日に公開される。
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