妻の自殺をほう助、浮気した婚約者を射殺…
4人の男女の罪と許し描くブラジル発ドラマ
コロナ禍をきっかけに、「自粛警察」や「コロナ自警団」などの言葉が使われるようになり、改めて「正義とは何か?」という問題に向き合った人も多いだろう。そこで、そんな思いを抱える人にオススメしたい人気急上昇中の海外ドラマを1月19日~25日に集計されたHulu週間ランキングからピックアップ。
・これは現実か? 政治問題に斬り込んだ話題作『新聞記者』米倉涼子×綾野剛×横浜流星インタビュー
今回ムビコレが取り上げるのは、海外ドラマ部門で4位にランクインした『ジャスティス 彼らの選択』。1月18日からHuluで独占配信が始まったブラジル発のヒューマンドラマだ。物語は、浮気した婚約者を射殺してしまった青年ヴィセンチ、隣人に貶められて家族と引き裂かれた主婦ファッチマ、偏見からドラッグの売人として逮捕された女子高生ローゼ、事故で下半身不随となった妻の自殺をほう助した夫マウリシオの4人を中心に展開されていく。
本作では、それぞれが7年という刑期を終えて出所した後の姿も描いており、現在と過去が交錯するなかで、加害者と被害者が抱える複雑な心理もあぶり出している。同じ日に逮捕された年齢も経歴も異なる男女の人生を通して、罪や許し、そして本当の正義とは何かを、自分自身に問いかけずにはいられないだろう。
そのほかで注目したいのは、1月12日から配信がスタートした7位の『シカゴ・ジャスティス』。こちらではシカゴの街を舞台に、揺るぎない情熱を持つ検事たちが大胆不敵に正義を追求していく。世論や権力闘争に対峙しながら、奮闘する主人公たちの姿が人気の法廷ドラマだ。正義に対してさまざまな見解がある現代だからこそ、どちらのドラマもいまこそ見ておきたい作品となっている。(文:志村昌美/ライター)
【Hulu 1月19日~25日の週間ランキング/TVシリーズ】
1位『「鬼滅の刃」遊郭編』
2位『真犯人フラグ』
3位『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』
4位『逃亡医F』
5位『進撃の巨人』
6位『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』
7位『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』
8位『名探偵コナン』
9位『謎とき冒険バラエティー 世界の果てまでイッテQ!』
10位『呪術廻戦』
【Hulu 1月19日~25日の週間ランキング/海外ドラマ】
1位『シカゴ・メッド』
2位『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』
3位『ウォーキング・デッド』
4位『ジャスティス 彼らの選択』
5位『FBI:特別捜査班』
6位『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』
7位『シカゴ・ジャスティス』
8位『S.W.A.T.』
9位『Lの世界 ジェネレーションQ』
10位『プリティ・リトル・ライアーズ』
【Hulu 1月19日~25日の週間ランキング/海外ドキュメンタリー&バラエティ】
1位『世界10大ミステリーを追え!』
2位『ブリティッシュ ベイクオフ』
3位『古代の宇宙人』
4位『マッチングの神様 ~結婚実験リアリティ~』
5位『シャーク ~海洋の覇者~』
6位『億万長者と玉の輿 ~セレブ妻は楽じゃない~』
7位『ハリー・ポッターと魔法の歴史』
8位『ベトナム戦争 ~兵士が見た泥沼化の真実~』
9位『シリアルキラー・サバイバー』
10位『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』
【Hulu 1月19日~25日の週間ランキング/アジアドラマ】
1位『成化十四年 ~都に咲く秘密~』
2位『トッケビ ~君がくれた愛しい日々~』
3位『恋のレベルアップ』
4位『美賊イルジメ伝』
5位『恋愛革命』
6位『平日午後3時の恋人たち』
7位『チョヨン ~幽霊が見える刑事~』
8位『私のIDはカンナム美人』
9位『花郎〈ファラン〉』
10『トンイ』
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
安田淳一監督のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募締め切り: 2025.01.10 -
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04