俳優の高橋一生と女優の柴咲コウが、4月期の新TBSドラマ『インビジブル』で共演することが明らかになった。高橋はTBS連続ドラマ初主演、柴咲がTBSドラマに出演するのは『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』以来、9年ぶり。高橋と柴咲の共演は映画『世界の中心で、愛をさけぶ』(04年)、大河ドラマ『おんな城主 直虎』、ドラマ『今だから、新作ドラマ作ってみました』以来、4度目となる。
柴咲コウ、高橋一生は「佇まいや演技の間合いが天才的」
本作は、『ROOKIES』や『南極大陸』、『クロコーチ』など数々のTBSドラマを手がけてきたいずみ吉紘のオリジナル脚本による犯罪エンターテインメント。事件解決のためにはどんなグレーな手でも使う刑事と“インビジブル”と呼ばれる犯罪コーディネーターの2人が、警察すら存在を知らない凶悪犯、通称“クリミナルズ”を捕らえるために奔走する様を描く。
高橋が本作で演じるのは、警視庁管内で起きた未解決事件の継続捜査を行う「特命捜査対策班」所属の刑事・志村貴文(しむら・たかふみ)。もともとは捜査一課の最前線で事件捜査に当たっており、犯人逮捕への熱意は捜査一課の中でもひときわ強かった。そのため、犯人を逮捕するためなら時にグレーな手段を使うこともあり、その行き過ぎた捜査がきっかけで捜査一課から特命捜査対策班へ左遷された。“悪”を許してはならないという執念にも近い正義感を持っており、周囲の人間からは時として危険視されることもある異端の存在。
今回高橋とバディを組む柴咲が演じるのは犯罪コーディネーター“インビジブル”。決して表に出てくることはなく、この世のあらゆる凶悪犯罪の裏で必要な凶悪犯たちを紹介・斡旋している。警察内でも一部の人間しか知らず、その実像は“誰も見たことがない”ことから、“インビジブル”と呼ばれている。
そんな“インビジブル”が突如キリコと名乗り、犯人逮捕に協力すると警察に申し出る。そして、警察に協力する条件として刑事である志村を担当に指名した。警察組織がまだその存在すらつかんでないクリミナルズの情報に精通しており、志村が追う数多の未解決事件を解決する鍵を握っているようだが…はたして、志村に近づいた目的とは? 柴咲演じる不敵な女犯罪者“インビジブル”に注目だ。
出演にあたって高橋は「台本を読ませていただいて、今までに僕が演じたことのないキャラクターで、作品に対するワクワク感と共に志村を演じることがとても楽しみだと思いました。今回、アクションシーンにも挑戦するのですが、僕41歳なんですけれどというぐらいのアクションになってくると思うので、とにかく体を壊さないように頑張りたいと思っています。柴咲さんとは何度も共演させていただいていて、お芝居で会話ができる方なのでとても心強いです。柴咲さん演じる犯罪コーディネーターと刑事の志村は今後どういった関係になっていくのか…皆さんが毎週楽しみになるようなアクションあり、心理戦ありのおもしろい作品になると思っていますので、是非注目して見ていただけたらと思っています」とコメント。
一方柴咲は「原作のない作品で、オリジナルのキャラクターなので、スタッフの方と意見を交わしながら、どういうキャラクターなのか、1から構築していくのが大変でもあり楽しいですね。まずはビジュアルからと思い色々と試行錯誤を繰り返していますが、相手の演技やお芝居のぶつかり合いでもどんどん変わっていく。その感覚をキャラクターに落とし込んでいけたらなと思っています。一生さんとは久しぶりの共演になりますが、佇まいや演技の間合いが天才的な方なので、とても安心しています。これからの撮影がとても楽しみです。一般的に“正義と悪”っていうのは、白と黒で分けられることが多いと思うんですけど、時には白と黒が入れ替わることもあると思うし、本質では真逆だったりすることもあると思うんですよね。この作品で描かれる“正義と悪”ではそういう部分が見え隠れしてくると思うので、その人間模様も楽しんでもらえたらうれしいです」と語っている。
『インビジブル』は、TBS系列にて4月より毎週金曜夜10時放送。
PICKUP
MOVIE
INTERVIEW
PRESENT
-
安田淳一監督のサイン入りチェキを1名様にプレゼント!/『侍タイムスリッパー』
応募締め切り: 2025.01.10 -
ダイアン・キートン主演『アーサーズ・ウイスキー』一般試写会に10組20名様をご招待!
応募締め切り: 2025.01.04