小松菜奈と坂口健太郎がW主演を務める新作映画『余命10年』より、2月14日のバレンタインデーに合わせて、2人の幸せあふれるカップルショットの場面写真が解禁された。
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小松菜奈と坂口健太郎がリアルな20代カップルを表現
本作は、小坂流加の同名小説を原作とするラブストーリー。20歳で不治の病にかかり、もう恋はしないと心に決めた茉莉(まつり/小松)。生きることに迷いながらも茉莉と出会い、恋に落ちていく和人(坂口)。彼らの人生が交わるとき、ありふれた毎日が嘘みたいに輝き出す…という物語が展開される。
今回、解禁されたのは、茉莉と和人が満開の桜のもと笑顔あふれる1枚や、夏に手持ち花火を楽しんだり、東京スカイツリーの展望台で撮った2ショット、冬には雪山デートを楽しんでいる2人の自撮り写真など、バレンタインデーを記念するにふさわしい、理想的なカップルの茉莉と和人の幸せな時間を切り取ったショットが満載だ。
劇中で小松と坂口が見せる、ありふれた毎日を楽しむ等身大の姿は約1年間の撮影を通じて徐々に作られており、その時間の中で被写体とカメラの距離にも変化があったのだそう。撮影監督の今村圭佑は「最初の頃はドキュメンタリー風に撮りたいという気持ちもあったので、ちょっと離れたところから客観性を持って撮ろうとしていたんです。でも時間が経つにつれて、カメラが2人に近い方がこの作品に合っているのかなと。小松さんや坂口さんの気持ちが季節ごとに変わっていったように、2人に対する僕たちの距離感も変わっていったと感じています」と振り返る。
監督を務めた藤井道人も「季節の移り変わりによる暑さや寒さ、匂い、体温などと共に、それらが役者陣のお芝居にもたらすものをしっかり捉えたいという思いがありました」と語っており、実際に小松と坂口が茉莉と和人として春夏秋冬を過ごすことで作り上げられたリアルな20代の男女のカップルとしての姿が丁寧に描かれている。
『余命10年』は3月4日より全国公開。
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