なにわ男子・高橋恭平、幼なじみ役の芦田愛菜と共演「些細な話でもめちゃくちゃ笑ってくれて嬉しい」

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メタモルフォーゼの縁側
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
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6月公開『メタモルフォーゼの縁側』ポスター&予告編

「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の漫画の映画化『メタモルフォーゼの縁側』が6月に公開される。このたび、ポスタービジュアルと予告編が公開されると共に、新キャストが発表された。

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公開されたポスタービジュアルには、「女子高生と老婦人。ふたりをつないだのは、ボーイズラブ。」というコピーに、うららと雪がまるで同級生のようにはしゃぎな がら、漫画を広げ、スマートフォンを覗き笑い合う様子が切り取られている。

予告編映像も公開された。

主人公の冴えない17歳女子高生・佐山うらら(芦田愛菜)と、夫に先立たれ、一人静かに日々を過ごしていた75歳の市野井雪(宮本信子)。そんな2人は、ある日一冊の漫画をきっかけに出会う。雪がまるで少女のように目を輝かせながら大事そうに胸に 抱えるのは、“BL漫画”だった。

すっかりBLの世界にのめり込み誰かとその話をしたかった雪と、それまでひとり密かにBLを楽しんでいたうららの2人は、まるで同級生のようにはしゃぎながら、互いの胸に溜め込んでいたBLの魅力を語り合う。

そんな2人は、雪の言葉をきっかけに、同人誌の制作に挑戦しコミティアへ出展することに。最初は後ろ向きなうららだったが、悪戦苦闘しながらも次第に漫画を描く楽しさを感じていく──。

映像は、そんな真剣に取り組むうららを近くで見守る幼馴染の紡、うららと雪が出会うきっかけになったBL漫画「君のことだけ見ていたい」の作者・コメダ優、印刷所の沼田の姿も捉える。

歳の差58歳の2人のかけがえのない青春が起こす奇跡とは?

高橋恭平や古川琴音ら新キャスト8名

そしてこのたび、主人公のうららを演じる芦田愛菜、雪を演じる宮本信子の2人をとりまく新キャストとして発表されたのは、人気・実力を誇る8名。

うららの幼馴染・河村紡役には、なにわ男子の高橋恭平が抜擢。また、うららと雪が出会うきっかけとなったBL漫画家・コメダ優は、古川琴音が演じる。

髙橋は、自身が演じた紡について「どこかちょっと抜けていて、だけど憎めない可愛さもあってとにかく優しい子です。抜けてるところは僕とも似ていて自然に紡を演じることができたのかなと思います」と分析。

芦田とは撮影の合間にたくさん話せたといい、「些細な会話でも何でもめちゃくちゃ笑ってくれるので凄く楽しかったです! 幼なじみのうららと紡の掛け合いのシーンも是非注目してみていただきたいです」と本作品をアピールした。

古川は、BL漫画家という役を引き受けて漫画のキャラクターを描く練習をしたといい、「書けば書くほど上達するものだと知り、コメダ先生もこうやって、絵を描き続けた少女時代があったのだなと微笑ましく思いました。今でこそプロとして当たり前になってしまったことがあっても、その筆遣いの一つ一つが“好き”という気持ちの結晶で、またその気持ちがうららや雪さんの“好き”を生み、2人を繋げたと思うと、あらためて“好き”という気持ちのパワーに気付かされる物語でした」と実感を語った。

2人をキャスティング理由を河野英裕プロデューサーは次のように語った。

「紡は、どこか抜けているんじゃないかというくらい、今を肯定的に捉え明るく前向きに生きていける人。そんな佇まいを高橋恭平さんなら自然に醸し出してくれると思いました。BL漫画家・コメダ優は、うららと雪にとっては推し、神様です。古川琴音さんが、その声、表情、身体を使って演じてくれれば、人間臭い神様が現れると思いました」

メタモルフォーゼの縁側

さらに、雪の書道教室へ親子で通う印刷所のおじさん・沼田を光石研、外国で暮らす雪の娘・花江を生田智子、うららのクラスのマドンナ・橋本英莉を汐谷友希、コメダ優のアシスタント・ちまきを菊池和澄、うららの母・佐山美香をT字路sの伊東妙子、雪の書道教室へ通う沼田の孫・まさきを大岡周太朗と、個性豊かな豪華キャストが集結した。

『メタモルフォーゼの縁側』は6月に公開される。