第74回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)に輝いたジュリア・デュクルノー監督の『TITANE』(原題)を、邦題『TITANE/チタン』として4月1日より全国公開されることが決定した。あわせて場面写真が解禁された。
・長編2作目でカンヌ最高賞奪取! 映画史揺るがす“怪作”に有名監督「脳がブッ飛んだ」と驚愕『TITANE/チタン』日本公開決定
本作は『RAW〜少女のめざめ〜』(16年)のジュリア・デュクルノー監督によるフランス映画。レーティングR15+。
幼い頃、交通事故の手術により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア(アガト・ルセル)。彼女はそれ以来、車に対して異常な執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになる。そして一線を越え、その罪により行き場を失ったアレクシアは、ある日消防士のヴィンセント(ヴァンサン・ランドン)と出会う。今は独りで孤独に生きる彼に引き取られ、2人は奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた…、というストーリーが展開される。
今回解禁になった場面写真には、睨みつけるような形相で髪を束ねるアレクシアをはじめ、火事現場で「あるもの」を見つめる消防士のヴァンサン、交通事故で頭にチタンを埋め込まれ固定器具をつける幼少期のアレクシア、そして、燃え上がる炎をまっすぐ見つめるアレクシアの姿が映し出されている。アレクシアとヴァンサンが出会うことでたどり着く結末とは…? 続報にも注目だ。
『TITANE/チタン』は4月1日より全国公開。
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