元テレビ朝日のアナウンサーでフラワーアーティストの前田有紀が3月14日、都内で実施された「眠りを楽しむ WEEK」トークショー&体験イベントレポートに登場。アナウンサー時代の睡眠状況をはじめ、退社後の私生活や現在の仕事、イギリス留学でのエピソードなどを語った。
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前田有紀「本当に不規則で…」睡眠の苦労語る
前田は「アナウンサー時代は本当に不規則で、常に海外旅行の時差ぼけ状態でした。深夜番組は、収録を終えて家に帰ると3時〜4時頃だったり、逆に早朝番組は深夜2時〜3時頃に起床したりと1週間の中でも担当する番組によって睡眠時間がバラバラでした。その後、テレビ局を退社し、以前から興味があった花に関わる仕事をしています。花の仕事も意外と不規則で、夜の搬入で装飾の仕事をすることもあれば、朝の市場は早くて4時台に起床します。今も睡眠の質をより良くしたいという気持ちは強いです」と、自身の多忙な生活を振り返りながら語った。
また「夕方に子どもたちを車に乗せるとどうしても眠ってしまうので、夜になかなか眠ってくれなくて困っています。これからは早めに昼寝をさせないといけないなと思いました」と、子育て中の苦労エピソードも明かした。
アナウンサー、フラワーアーティストと2つの経歴を持ち、イギリスへの留学も経験した前田。イギリス留学での思い出について「前職を辞める際、花にまつわる仕事がしたいという漠然とした思いがありました。その時にたまたま見つけた、イギリス・コッツウォルズのインターンに申し込んでみました。そこでは、薔薇のメンテナンスや芝刈りをして過ごしました。少し前までは、衣装を着て、ヘアメイクをして笑っていた自分ですが、すっぴんで、土の付いた服で毎日過ごすのが、すごく自分らしいなと気づきました。そこで、花の世界で生きていく覚悟が決まりました」とニッコリ。
また、海外での睡眠について「基本的にはずっとホームステイをしていたのですが、いつも音楽が流れていて賑やかだったり、鳥の声を聞いて目覚めることに気持ちよさを感じたりもしました。また、庭が充実していて、いつも花や緑を見ながら暮らしていました。肉体労働をしていたこともあり、心地よく眠り、心地よく目覚める日々でしたね。一方で、ホームステイ先では部屋がコロコロと変わり、『ちょっと寝にくいな』と思ったこともありました」と赤裸々に話した。
前田さんは「イギリスでは、庭にハーブを植えている家庭が多く、それらをドライフラワーにして部屋に吊るすなどしていました。良い香りを嗅ぐと、より眠りが深くなったような気がしましたね。男女問わず花や緑が好きな人が多かったので、植物と結び付けて、生活や暮らしを豊かにしている印象がありました」とイギリスでの生活を述懐した。
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