“醜い妹”からの脱却、14歳で鼻を整形したことの後悔を明かしたベラ・ハディッド
「世界で最も美しい顔」1位に輝いたトップモデルが整形への後悔を告白
【輝けるセレブたち】有名ブランドから引っ張りだこで、“最も稼ぐモデル”の1人でもあるベラ・ハディッド。いまやトップモデルのなかのトップと言っても過言ではありませんが、そんな彼女が先日発売された米「VOGUE」誌のインタビューで、14歳のときに鼻の整形手術をしたと告白し、注目を集めています。
・黄金の“肺の血管”ネックレスさえも様になるベラ・ハディッドの完璧ボディ!
ベラといえば、2019年にイギリスの美容外科医が発表した「世界で最も美しい顔」の1位に選ばれたこともあるほどの美貌の持ち主。この結果は、古代ギリシャから伝わる黄金比と最新のコンピューターマッピング技術を駆使して行われた調査によるものですが、重視されるのは左右対称であることや顔の各パーツのバランス。そのなかで、なんとベラは黄金比とされる顔と94.35%も一致しているとされており、ビヨンセやアンバー・ハード、アリアナ・グランデといった並みいる強敵を抑えてトップに輝いています。
それだけに、今回の整形告白に驚いた人も多いと思いますが、大きな話題となっている理由のひとつは、「祖先から受け継いだ鼻をそのままにしておけばよかった」と整形を後悔していると語っていることです。ちなみに、鼻以外の整形についてはすべて否定しており、リフティングしているように見えるのは、実はフェイステープだったとも赤裸々に明かしています。
姉ジジと容姿を比較され続けて心を病み…
ベラが整形に至ったのは、モデルで姉のジジ・ハディッドと正反対の容姿であることをつねに比較され、自身を“醜い妹”だと思って苦しんでいたこともあったからだとか。そういった精神的な負担から、摂食障害に陥っていた時期もあるそうです。長年、うつとも闘い続けているベラですが、現在はインポスター症候群であることも告白。詐欺師を意味する「インポスター」から取られたこの症状は、客観的に高い評価を得ているにも関わらず、自分の実力を内面的に肯定できないことから、周りを欺いているような感覚に陥り、不安な気持ちになってしまうのだといいます。
つらい過去を乗り越えようとするベラのさらなる活躍に期待
美しい顔に加え、恵まれた体型と見事なスタイルを誇るベラは、誰が見ても完璧と思える存在ですが、そんな彼女の告白だからこそ、多くの女性がメンタルヘルスの重要さについて考えさせられているはずです。元スーパーモデルで母親ヨランダ・ハディッドに対しては、早すぎる整形を容認したことやベラの前で姉と比較するような発言を続けてきたことに関して批判する声も上がっているようですが、今回の告白によって彼女自身が自分の力で乗り越えようとしている意志を感じられます。外見的な要素だけでなく、そういった芯の強さも、彼女の美しさを引き出し、人々を惹きつけるモデルとなった理由。今後のさらなる活躍と彼女にしかできない表現にますます注目です。(文:志村昌美/ライター)
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