正反対の2人がプールで出会い、水泳を通じて自らの過去に対峙していく
長谷川博己✕綾瀬はるか映画初共演となる『はい、泳げません』が、6月に劇場公開される。これに先がけ本作の場面写真7点が解禁された。
・カナヅチの長谷川博己と熱血水泳コーチ・綾瀬はるかのプール・シーンをとらえた場面写真はこちら!
2020年代を代表する大ヒット恋愛映画『花束みたいな恋をした』の製作プロダクション・リトルモアが手がける本作は、泳げない男と泳ぐことしかできない女の、希望と再生の物語。NHK大河ドラマ『麒麟がくる』以降、初の主演作品となる長谷川が、頭でっかちで言い訳ばかりするカタブツ哲学者・小鳥遊雄司を演じ、そんな主人公に水泳を教えるコーチ・薄原静香を綾瀬が演じる。大河ドラマ主演俳優の夢の映画初共演だ。
大学で哲学を教える小鳥遊雄司は、泳げない。水に顔をつけることも怖い。屁理屈ばかりをこねて、人生のほとんどで水を避けてきた雄司は、ひょんなことから水泳教室に足を運ぶ。訪れたプールの受付で、強引に入会を勧めて来たのが水泳コーチ・薄原静香だった。静香が教える賑やかな主婦たちの中に、体をこわばらせた雄司がぎこちなく混ざる。
その日から、陸よりも水中の方が生きやすいという静香と、水への恐怖で大騒ぎしながらそれでも続ける雄司の一進一退の日々が始まる。泳ぎを覚えていく中で雄司は、元妻の美弥子との過去や、シングルマザーの恋人・奈美恵との未来など、目をそらし続けて来た現実とも向き合うことになる。それは、ある決定的な理由で水をおそれることになった雄司の、苦しい再生への第一歩だった…。
今回、泳げない哲学者・小鳥遊雄司を演じる長谷川と、泳ぐことしかできないコーチ・薄原静香を演じる綾瀬の水泳スチール写真が解禁された。水がとにかく怖い雄司はプールの中でいつも必死だ。ビート板を手に水面を見つめ自分の恐怖心と葛藤し、コーチの静香に腕を掴まれ水中を引っ張られては困惑し、ブルース・リーのような険しい表情で頭でっかちな理屈をこねている。しかし、どれをとっても雄司の一生懸命さが手に取るように伝わり、彼の真っ直ぐな性格に興味がそそられる。
それに対し陸よりも水中の方が生きやすいというコーチの静香は、プールの中でリラックスした笑顔を見せ、緊張してこわばる小鳥遊を温かく見つめている。そんな雄司と静香という正反対の2人がプールで出会い、水泳を通じて自らの過去に対峙していく。
『はい、泳げません』は6月より劇場公開される。
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