福山雅治、カンヌに引き続きまた届いたと感じた/サン・セバスチャン国際映画祭

福山雅治
福山雅治
福山雅治
福山雅治(左)と是枝裕和監督(右)
是枝裕和監督(左)と福山雅治(右)

現地時間9月21日に第61回サン・セバスチャン国際映画祭で『そして父になる』の公式上映が行われ、前日のオープニングセレモニーに引き続き、福山雅治と是枝裕和監督が参加。地元ファンで約200メートルのレッドカーペッが埋め尽くされるなか、福山はサインや写真撮影に気軽に応じていた。

福山雅治と是枝裕和監督がサン・セバスチャン国際映画祭のレッドカーペットに登場!

上映前の舞台挨拶で福山は「こんばんわ福山雅治です。サンセバスチャンは大好きな街です。3回目です。映画楽しんでください。ありがとうございます」とこの地域の人が話すバスク語もまじえてスペイン語で挨拶。

「スペイン語は日本語のカタカナみたいに話して大丈夫と聞いていたのですが、ド頭でつまづいてしまい、おかげで緊張がとれてスムーズに話せました」と笑顔で続けた。

上映後は2回に渡り拍手がわき起こり、2人は「ブラボー!」「コングラチュレーション!」という歓声で送り出された。福山は「上映後の観客の熱気がすごく、(カンヌに引き続き)また届いたと感じました」と話し、是枝監督は「出口まで観客の方が待っていてくれて、温かい拍手を聞いて、作って良かったと改めて思いました」と語った。

また、発表モニターに映し出された観客のレーティング映像では、『風立ちぬ』などの競合作を抑えて本作は暫定1位を獲得、観客賞に王手をかけた。

なお、上映後観客のコメントでは「とても気に入った。感情移入して考えた。自分がどうするか自分も3人の子どもの父としていろいろ思った」、「とても気に入り、すごく感情移入できた。特に私は母親だから母役の2人、1人しか子どもがつくれない女性に感情移入した」など、映画の登場人物に自分自身を置き換えて見たという意見も多く聞かれた。

『そして父になる』は9月24日から27日まで全国先行公開。9月28日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。

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