HIGHLIGHTドゥジュンの時代劇！女子高生と朝鮮王の時空を超えたラブコメディ

#HIGHLIGHT #キム・スルギ #コラム #タイムトリップ #ポンダンポンダン　王様の恋 #ユン・ドゥジュン #ラブコメ #韓国ドラマ #韓流 2022.04.04

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受験会場を逃げ出したら、朝鮮時代へタイムスリップ!?　

国内外問わず人気の王道ジャンルである「タイムスリップ」。今回は、現代と朝鮮時代の時空を超えたラブストーリーを描いた『ポンダンポンダン王様の恋』（2015年）をご紹介しよう。タイトルの「ポンダン」とは、韓国語で水の落ちる「ぽちゃん」を意味した言葉だそうで、文字通り「雨」がテーマの作品である。

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高校３年生で受験生のチャン・ダンビ（キム・スルギ）は、たった一度の受験でその後の人生が決まることに絶望し、母親からのプレッシャーも相まって、大学入試当日に試験会場を逃げ出してしまう。雨が降る中、公園を歩くダンビが目の前の水たまりに足を踏み出すと、底なしの水たまりに落ちていってしまった。するとダンビは、干ばつに悩まされる朝鮮時代にタイムスリップしてしまい……!?

『ポンダンポンダン王様の恋』

ドゥジュンのコミカルな演技に注目！タイムスリップあるあるに胸キュンも！

雨乞いの最中に朝鮮時代にタイムスリップしてしまったダンビは、迷信を信じない王の世宗（ユン・ドゥジュン）と出会い、論理的に干ばつを解決できるようになるため、世宗から数学の指導者に任命されてしまうのだ。スマホやサインペンなど現代アイテムを手にするダンビが、「それは、何だ!?」と驚愕される鉄板ネタもさることながら、正体を問われ「高3」と答えるも「コサム（宦官）」と勘違いされ、男装を強いられてしまうダンビにも笑えてしまう。

『ポンダンポンダン王様の恋』

また、世宗の護衛・ヨン（アン・ヒョソプ）の演奏のもと、ダンビにデコピンを食らいながらもメロディーに乗せて九九を覚えたり、手のひらにサインペンで数式を書いて、密かに覚えようとする世宗も健気で可愛らしく、普段クールな印象のドゥジュンのコミカルかつロマンチックな演技にも期待だ。数学の授業を通じて次第に距離を縮めてゆく二人に、微笑ましくも胸キュンせずにはいられないはず。

切ない恋模様や巧妙な伏線など、短いドラマながら見ごたえ満点！

全10話で1話わずか15分ほどなので、1話を見たら最終回まで一気に完走してしまうことだろう。宮廷ものにありがちな陰謀渦巻くドロドロ感もなく、気軽に楽しめながらもタイムスリップものならではの切ない恋模様や、最終的に繋がる巧妙な伏線もあったりと、短いドラマながらも精巧に作り込まれた見どころ満載の作品だ。果たしてダンビは、王宮に雨を呼び起こし現代に戻れるのか？そして、世宗との恋の結末は……？是非とも本編をチェックしてほしい。（文：斎藤好花／ライター）

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『ポンダンポンダン王様の恋』