【アジアンビューティー】今やアジアは、トレンドやカルチャーの発信地として世界でも注目のスポット。元ヘアメイクの美容ライターが、気になるアジアのファッションリーダーのインスタグラムから魅力的なショットをピックアップしてご紹介します。
今回は、ルイ・ヴィトン、ドルチェ&ガッバーナ、グッチなどの有名メゾンとの仕事も多く、海外でも活躍している韓国出身のモデル、パク・ジヘにフォーカス。インスタグラムではおよそ9万5千人ものフォロワーを持つアジアンビューティーです。
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ミステリアスで罪な眼差しは下まぶたのダークトーンの仕業
トップ画像は、ベトナム版ハーパーズバザーに登場した際のショット。ジヘは、同じメイクで表紙も飾っています。上目使いでまっすぐこちらを見つめるまなざしには、力強さとともにミステリアスで妖艶な雰囲気も感じられます。こちらのメイクでは、しっかり濃い目に描いた眉と下まぶたにたっぷり乗せたダークトーンがポイント。上まぶたには肌なじみの良いゴールドを乗せていますが、主役はあくまでも下まぶた。チークとシェーディングでフェイスラインに立体感と奥行きを出し、目元のシャープさを際立たせています。
韓国アイドルにも人気! 目ヂカラUPの束感まつ毛、どう作る?
シャネルのコスメを使った雑誌の特集ページの中の1枚。「自まつげの延長」のようなナチュラルな質感や黒以外のマスカラで「抜け感」を演出するまつ毛メイクが人気の一方で、韓国アイドル風の「束感まつ毛」の人気も侮れません。こちらのショットではかなり重めの束感に仕上げていますが、韓国アイドルの束感まつ毛はもう少し先細りでナチュラルなテイスト。ですが基本の作り方は一緒です。
束感まつ毛を作る上で欠かせないのが、「ピンセット」。普通にマスカラを塗って、ピンセットで数本ずつつまんで束感を作っていきます。より束感を演出しやすいように、透明マスカラをベースやコーティング剤のように使う人も。
メンズコスメ「BOY DE CHANEL」ローンチパ-ティーにて
こちらはプライベートショットのジヘ。CHANELのメンズコスメライン、「BOY DE CHANEL」のソウルでのローンチパーティーに出席した際のショットです。胸元が大きく空いてテロンとした質感のブラウスに、同じく光沢感のある素材のボトムスを合わせて。エフォートレスだけれど、洗練されて品のある大人なコーディネートです。ちなみに、「BOY DE CHANEL」にはスキンケア、ファンデーション、コンシーラー、アイブロウ、アイライナーなどのアイテムがラインナップ。男性のメイクアップ需要はますます高まる一方のよう。
現在34歳のジヘは今や輝かしいキャリアを持つモデルですが、一時は銀行口座に4000ウォン(約400円)しかないこともあり、「25歳までに見込みがなければモデルを辞めて公務員試験を受けることを考えた」のだとか。そんな苦しい下積み時代を経て今の栄光があるんですね。(文:羽野ハノン/ライター)
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