グラミー賞授賞式での白いドレスが憶測を呼ぶ
【輝けるセレブたち】映画界ではいまなおアカデミー賞授賞式の余波が続いていますが、音楽界は4月3日(現地時間)に開催された第64回グラミー賞の話題で持ちきりとなっています。特に、レッドカーペットで毎年注目を集めるものといえば、豪華アーティストたちが見せる個性豊かなファッションの数々。そんななか、思いがけないところでニュースにされてしまったのが、主要3部門含む8部門にノミネートしたジャスティン・ビーバーの妻ヘイリー・ビーバーです。
・夫・ジャスティンまで美肌に! ヘイリー・ビーバーが使うサプリと美容法は?
ヘイリーといえば、3月に脳卒中のような症状を起こして入院していたことを明かしているため、体調が心配されていましたが、今回着用していた白いドレスがいつもよりも体のラインがわからないシルエットだったため、妊娠説が急浮上。ゴシップサイトが妊娠の噂について報道する事態にまで発展してしまったのです。
「結婚したら、次は赤ちゃん、と誰もが言う」と指摘
これに対してヘイリーは、「私は妊娠していません。放っておいて」と即座に反論コメントを投稿し、きっぱりと否定しています。ヘイリーが苛立ちを覚えている理由は、2018年にジャスティンと結婚して以降、周囲からの妊娠に関するプレッシャーを感じているからこそ。今年2月に発行された「Wall Street Journal」のなかでも、「これは女性が結婚すると必ず起こることだけど、最初に愛があって、結婚したら、次は赤ちゃん、と誰もが言うのよね」と指摘。それよりも、いまはまだほかにやりたいことがあるのだと打ち明けています。
「彼女の覚悟ができてからで構わない」と夫ジャスティンも理解
そんなヘイリーの思いをくみ取るように、ジャスティンは過去に「ヘイリーとの子どもは欲しいけれど、母親になる前に成し遂げたいことがあるようなので、彼女の覚悟が出来てからで構わない」と発言。若い頃はやんちゃで世間を騒がせたこともありましたが、いまや理解のある夫として、妻を守る姿には感慨深いものがあります。
「数年のうちに子どもを持つ可能性はあるかもしれないけれど、どのくらい時間がかかるかわからない」とも話しているヘイリー。デリケートな問題でもあるだけに、憶測や好奇心で妊娠のことを話題にするのをやめるように苦言を呈する姿は、同じような状況に置かれている女性たちにとっては心強い存在となっているはず。そして、愛する夫と芯の強さが、ヘイリーの美しさと魅力を確固たるものにしているのだと感じさせます。彼らの口から発表があるまでは、ヘイリーの心を傷つけるような報道がないことを願うばかりです。(文:志村昌美/ライター)
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