鶴谷香央理の人気コミックを芦田愛菜と宮本信子共演で映画化
数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の同名コミックを映画化した『メタモルフォーゼの縁側』が、6月17日より全国公開される。今回、主人公のうららと雪の2人を捉えた場面写真が解禁された。
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主人公の佐山うららは、周囲になじめず1人こっそりとBL漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の女子高生。もうひとりの主人公・市野井雪は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人。雪がキレイな表紙に惹かれて買った漫画がBLだったことをきっかけに出会った2人が、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、BLで繋がった2人が育む年の差58歳の友情と挑戦が描かれる。
うららを演じるのは芦田愛菜。2010年に『Mother』で脚光を浴びて以降、俳優として数々の最年少記録を塗り替え、数々の映画、ドラマ、CMなどで活躍する国民的俳優。雪を演じるのは日本を代表する名優・宮本信子。数々の映画賞に輝いた経歴を持ち、近年では『STAND BY ME ドラえもん 2』(20年)や『キネマの神様』(21年)などに出演し、精力的に活動している。
今回、うららと雪の姿を捉えた場面写真が解禁された。引っ込み思案の女子高生うららがアルバイトをしている書店に、老婦人の雪が偶然立ち寄り、たまたま目に入ったBL漫画の表紙が余りにも綺麗で手に取ったことから2人の年の差58歳の友情の物語が始まる。
解禁された場面写真には、カフェでBL漫画を持ち寄り楽しそうにおしゃべりするうららと雪、そして憧れの漫画家・コメダ優のサイン会に参加した後、お互い書いてもらったサインを見せ合い、少女のようにはしゃぎながら写真を撮り合う2人の様子が写し出される。
それまでBL漫画を一人で密かに楽しんでいたうららは、大好きな趣味の話題を共有できる雪という存在ができ、クラスメイトとの関係性や新しいことに挑戦したり、少しずつ意欲的に変わっていく。好きなもので繋がり、年の差を感じさせない心地の良い2人の関係性が魅力的に描かれる。
『メタモルフォーゼの縁側』は6月17日より全国公開される。
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