BTSの兵役問題は全世界の関心事
9日(現地時間)、アメリカのラスベガスで公演を行う韓国の人気グループBTSが記者会見を行い、メンバーの兵役問題についても言及した。
グループが所属する「HYBE」の CCOのイ・ジンヒョンは、ラスベガスのMGMグランドで行われた記者会見で「”韓国で兵役の問題がどれほど重要であるかを知っているので、この件について話すことに慎重になっているのは事実です。兵役法改正について一日も早く決定されることを望んでいます」と述べた。
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韓国人男性は28歳までに兵役に就くこととされているが、BTSのメンバーは、2020年12月に可決された改正案により、軍入隊の延期が認められている。”BTS兵役改正案”と呼ばれていて、文化体育観光部長官の推薦を受けたアーティストは、30歳になるまで兵役義務を延期することができる。
現行法によれば、ジンは2022年末までに軍に入隊しなければならないが、国会議員らは国益に大きく貢献した男性アーティストたちの兵役義務を免除する法案を提出している。
「BTSのメンバーは兵役の問題に関しては会社に委ねています。BTSはすでに国家から召集があれば受け入れるというメッセージを複数回伝えており、その意見を変えていません。しかしながら、兵役に関する政策が少し変わり、メンバーが予期していなかった兵役法の変更を経験しているため、現在、会社と相談しながら状況を見守ることにしています」
「正確に言えば、兵役に関する政策が変化しており、BTSのメンバーが(兵役の)時期を予測することが難しいため、苦労していることは事実です。計画を立てるのが難しいので、BTSのメンバーも会社も改正案を注視している状況です」
ジン本人も「兵役については会社とたくさん話し合い、この問題について、まずは会社に一任することになりました。会社が話すことが僕たちの話になると思います」とコメントした。
「最終的には、社会とBTSの双方にとって有益な判断が下されるよう、最大限の努力をするつもりです。BTSの兵役問題は全世界の関心事であり、社会的にも国会でも議論は終息に向かいつつあるようなので、今国会で解決することを望んでいます。次の国会に移れば、何の確約もなく議論が続くでしょう。(BTSの兵役問題が)不透明であることが事を難し区しているのは事実なので、(国会が)一日も早く結論を出すことを望んでいます」とイ・ジンヒョンは語った。
3日(現地時間)開催の第64回グラミー賞で「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス」部門で2年連続で候補になり、受賞は逃したものの圧巻のパフォーマンスを披露して大喝采を浴びたBTS。
「BTS PERMISSION TO DANCE ONSTAGE – LASVEGAS」と題して、アメリカンフットボールリーグ(NFL)のラスベガス・レイダーズのホーム「アレジアント・スタジアム」で今月8日と9日、15日と16日に計4回の単独公演を行う。
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