失った記憶を巡るサスペンス映画『トランス』のPRイベントが10月8日に都内で行われ、杉本彩と、脳についての著書が多い医師で作家の米山公啓が登場。脳や記憶の不思議について語り合った。
同作は、『トレインスポッティング』『スラムドッグ$ミリオネア』などのダニー・ボイル監督の最新作。消えた名画を探すため、失った記憶を捜索する主人公を待ち受ける危険な迷宮と、予想もしなかった真相が描き出されていく。
映画について米山が「催眠療法をうまく使って思いがけないラストへ向かいますが、催眠療法は実際に行われていることなので、あながちフィクションとも言えない」と専門家ならではの感想を述べると、杉本も「油断できない展開でぐいぐい引き込まれました。体験したことのないトランス状態に陥るようなすごく面白い映画で、ゾッとするような恐ろしさもあり、とても楽しみました」と絶賛した。
記憶をテーマにした作品ということで、米山が香りにまつわる記憶はダイレクトに脳に記憶されやすいと話し「特にローズの香りが記憶に残りやすいというのが最近の研究で分かりました」と続けると、杉本は「ローズ、分かります! 香りって、そういうのありますよね〜」と同意。「昔付き合ってた男性の香りとか、思い出したくなくても思い出したりしますよね」と苦笑いしていた。
また米山から「人生最高の快感は何?」と聞かれた杉本は「求められること」と回答。「仕事でも男女関係でも、相手に求められるとすごく快感を感じます。例えば仕事では、観客の方が待っている場所に出て、パフォーマンスをし、称賛の拍手をされるとすごい快感で、次も経験したいと思う。もちろん男性との関係でも同じで、夫からの称賛の言葉を浴びたときに『ああ嬉しい、快感』と思って、またその言葉がもらいたくてさらに努力したり」と説明すると、米山は「実は脳というのは快感を感じるとドーパミンという物質が出ています。ある快感を経験しドーパミンが出ると、もう一度その快感を呼び覚ましたくて、挑戦への意欲に繋がっていきます。水泳に北島選手の『超気持ちいい!』はまさにそれ。あれは僕らの想像以上の『気持ちいい』だと思います」と快感と脳の関係について解説。杉本は熱心に聞き入っていた。
『トランス』は10月11日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開される。
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