37歳の女子高生がプロムクイーンを目指す! 『シニアイヤー』がNetflixグローバルで第1位!
20年間の昏睡状態から目覚めたチアリーダーがハイスクールに舞い戻る!
【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間で人気作品をランキングする「NetflixのTOP10」。今回「ムビコレ」がピックアップするのは、5月13日から配信がスタートしたNetflix映画『シニアイヤー』。『ピッチ・パーフェクト』シリーズの“ファット(太った)・エイミー”でもお馴染み、コメディエンヌのレベル・ウィルソンが主演する青春ドタバタコメディだ。今回グローバルでは第1位、日本では第10位にランクインしている。
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1999年、オーストラリアからアメリカにやってきた14歳のステファニー・コンウェイは、人気者になりたいと一念発起。努力の甲斐あってハイスクールではチアリーディング部のキャプテンとなり、学校で一番ホットな彼氏もできた。あとはプロムクイーンになって華々しく高校生活の最後を飾り、将来は誰もが羨む結婚生活を手に入れられれば完璧だ。しかしライバルのティファニーの差し金で大怪我を負ったステファニーは、昏睡状態に陥ってしまう。そして20年後に病院で目を覚ました彼女は37歳の自分の姿に愕然とするが、亡くなった母親の励ましの言葉を思い出し、再びプロムクイーンを目指すことに。
レベル・ウィルソンがコメディエンヌぶりを発揮!
37歳のヒロイン、ステファニーを演じたのは、コメディ女優のレベル・ウィルソン。毒のあるセリフとぽっちゃり体型がトレードマークだったが、「2020年は“健康な年”にする」と宣言して25キロのダイエットに成功。以前とは見違えるほどスリムになった彼女が、アクロバクティックなダンスを披露するチアのキャプテンに扮している。
主人公のステファニーは事故で貴重な20年間を失ってしまうが、悲壮感はほとんどなし! 90年代の感覚のまま現代に放り込まれた彼女が放つ下ネタ満載のジョークや、ファッション&アーティストなどギャップを感じさせるセリフが笑いを誘う。また、外見は変わっても心は17歳のステファニーが、スクールカーストを物ともせずに目標へと邁進していく姿は果てしなく前向きだ。見る者に勇気を与えてくれるこのパワフルな明るさが、世界的ヒットとなった要因だろう。さらに覚醒したチアリーディング部のパフォーマンスも秀逸なので、ちょっと毒気のある青春エンタテインメントとして楽しんで欲しい。
日本では『シニアイヤー』&『バブル』、2本のNetflixオリジナル作品がTOP10入り!
『シニアイヤー』は5月13日から配信を開始したが、今週の集計(5月9日~5月15日)では視聴5,594万時間を記録した。今週は、第1位『シニアイヤー』(世界93ヵ国)、第2位『我々の父親』(世界55ヵ国)、第3位『マーマデューク』(世界43ヵ国)、第4位『君と一緒に過ごした夏』(世界60ヵ国)とグローバルではNetflixオリジナル作品がTOP10(映画)の上位を占めたが、一方、日本では『シニアイヤー』と『バブル』の2作品がランクイン。今後日本でオリジナル作品がどう食い込んでいくか、その動向にも注目したい。(文:足立美由紀/ライター)
【Netflix日本Top10(映画)/5月9日~5月15日】
1位『パウ・パトロール ザ・ムービー』
2位『バブル』
3位『レディ・プレイヤー1』
4位『キング・コング 髑髏島の巨神』
5位『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ! 花の天カス学園』
6位『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』
7位『みをつくし料理帖』
8位『鳩の撃退法』
9位『映画 暗殺教室』
10位『シニアイヤー』
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