『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』インタビュー映像公開
アイリッシュ・パンク・バンド「ザ・ポーグズ(THE POGUES)」のフロントマン、シェイン・マガウアンの音楽人生を30年来の友人ジョニー・デップ製作でドキュメンタリー映画化した『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』が公開中だ。それを記念し、ジョニーとジュリアン・テンプル監督の貴重なインタビュー映像が公開された。
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ジョニーは、本作品の製作を務めたほか、インタビュアーとしても出演。シェインの還暦パーティーでギターを弾いたり、結婚式へお祝いに駆けつけたりした。そんな親交が深い2人が出会ったのは、今からおよそ30年前のロンドン。
「シェインに初めて会ったのは、僕がロンドンにいた時だった。ビリヤード台に座っていたシェインを紹介されたんだ。左手にはボロボロのアコースティックギター。右手にはビールを持ってた。まったく の初対面だった。紹介されて、あいさつをしたら、彼はこんな感じだった」
ジョニーはそう言って、身振り手振りでシェインを全力でモノマネする。その姿はジャック・スパロウ船長さながらの名演技だ。
続けてジョニーは心の内を明かす。
「それでもう僕は嫌われたんだと思った。憧れの人に嫌われたとね。翌日、シェインが会いたいと言っていると電話があった。それで友人になったんだ。彼はこうやって人を試すのさ」
アイリッシュ・パンクを生んだ天才シンガーの音楽人生
本作品は、アイリッシュ・パンクという一大ジャンルを築き上げた伝説の英パンク・バンド「ザ・ポーグズ(THE POGUES)」のフロントマンで、多くのミュージシャンが愛して止まない天才シンガー、シェイン・マガウアンの破天荒すぎる音楽人生を捉えたドキュメンタリー映画。爆弾発言だらけのシェインのインタビュー映像に加え、貴重なライブ映像、米国の作家ハンター・S・トンプソンとのコラボで知られるイラストレーター、ラルフ・ステッドマンによるアニメーションを交えながら、彼の半生を丸裸にしていく。『ビギナーズ』ジュリアン・テンプル監督がメガホンをとり、ボビー・ギレスピーや製作者ジョニー・デップがインタビュアーとして出演。第68回サン・セバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞したほか、米映画批評サイトRotten Tomatoesでは批評家・観客共に96%の高評価を獲得している。
『シェイン 世界が愛する厄介者のうた』は公開中。
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