断線した黒電話から死者のメッセージが届く…サイコ・スリラー『ブラック・フォン』7月公開
ハリウッド気鋭の映画製作集団ブラムハウス・プロダクションズとスコット・デリクソンがタッグを組んで製作したサイコ・スリラー映画『ブラック・フォン』より、恐怖の一端を垣間見ることができる場面写真7点が一挙到着した。
“スリラー・ホラーの帝王”スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルの名短編を実写化!
本作は、“スリラー・ホラーの帝王”スティーヴン・キングの息子、ジョー・ヒルの名短編「黒電話」を原作とするホラー映画。昨年、アメリカ・テキサス州オースティンで開催された、ジャンル系映画の祭典「ファンタスティック・フェスト」でのプレミア上映でお披露目されて喝采を浴びた。
死者からの電話に出なければ、この密室から抜け出せない…。本作の舞台は、子供の連続失踪事件が起きているコロラド州のとある町。気が小さく独り立ちできない少年フィニー(メイソン・テムズ)は、ある日の学校の帰り道、マジシャンだという黒風船を持った男(イーサン・ホーク)に出くわす。「マジック見るかい?」の一言を発したかと思うと、フィニーは黒いバンに無理やり押し込まれ、気がついた時には地下室に閉じ込められていた。壁に囲まれたその部屋には鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして「断線している黒電話」。だが、その断線しているはずの電話のベルが突如鳴り響く…。それは、この部屋の恐怖と真実を知る”死者からのメッセージ”だった。一方、妹のグウェン(マデリーン・マックグロウ)は兄の失踪に関する不思議な予知夢を見たという。夢の記憶を頼りに、必死に兄の行方を探し始める…、というストーリーが展開される。
地下室の内側と外側に断絶された兄妹に襲いかかる恐怖と、イーサン・ホークが扮する得体の知れない連続誘拐犯人が繰り広げる恐怖を描く本作。到着した場面写真でも、いたって平凡な日常を過ごす兄妹の様子もあるが、少年フィニーは恐ろしいマスクの男に連れ去られ、ベルがなる「断線している黒電話」をおそるおそる手に取る瞬間が映し出される。
男のマスクは、カットによって口元が様々に変化しており、歯を見せ口角を上げたゾっとするような笑顔や、しかめっ面のようなヘの字、中にはまるで能面のように口のないカットまで。おぞましいマスク姿は、観る者の恐怖を何倍にも増幅させる。この黒電話の先にある”死者からのメッセージ”、その恐怖と真実はいかに? サイコパス、スーパーナチュラル、サイキックといった様々な要素が同時進行的に繰り広げられるスリリングな展開に期待が高まる。
『ブラック・フォン』は7月1日より日本公開。
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