町田啓太が、映画『太陽とボレロ』の公開記念舞台挨拶に檀れい、石丸幹二、監督・脚本を務める水谷豊らと共に登壇。劇場公開を迎えた喜びを語った。
・町田啓太、プロのオーケストラと共演する“本気”の演奏シーンに「一生に一回なので思う存分楽しみたい」
弥生交響楽団を演じた総勢15名が集結! “吹き替えなし”演奏には「とても大変でした」
まず初めに、公開初日を迎えた気持ちを聞かれると、トランペット奏者・田ノ浦圭介を演じた町田は「解散したはずの皆さんとまたお会いできて本当嬉しいです。撮影は1年前なので懐かしいですが、やっと皆さんに見ていただけたことに本当にほっとしています」と今の気持ちを語る。この日の舞台挨拶には、弥生交響楽団を演じた総勢15名が集結。主演の檀や水谷監督も、仲間たちと共に登壇できた喜びを噛み締めた。
楽器演奏シーンはキャスト自らが演奏し、吹き替えなしで撮影されている本作。プロに教わりながら猛練習した演奏について、町田は「とても大変でした。試練でした(笑)。皆さん、とても練習されて現場に入られていましたが、演奏シーンの前は大先輩の方々でもこんなに緊張されるんだと思いました。楽屋で皆さんがずっと練習されていて本当の交響楽団のようで、良い雰囲気でした」と撮影を振り返る。中には1日7〜8時間にも及ぶ楽器練習を重ねたというメンバーも。各々が気合いを入れて練習に取り組んだエピソードを口にした。
さらに話題は、本作のポスターにも書かれている「Life is a miracle!」という言葉にちなんだトークに。出演者それぞれが身の回りで起こった“小さな奇跡”について語る中、町田は「雨が降って撮影できないんじゃないかというときに、監督が『ちょっと待っててね』とおっしゃると、本当に雨が止むんです」と撮影で起こった奇跡的エピソードを披露。
ヴァイオリン奏者・宮園あかり役の森も「そうでしたね! 水谷監督は“天気を操れる男”とお聞きしました」と言うと、水谷監督は「本当なんですよ。しかも雨も呼べるんですよ(笑)」と返し、会場から笑わせる一幕も。
最後には水谷監督が「太陽のおかげで毎日こうして生きていられるんだなと思っていました。それで太陽への感謝も込めてタイトルにも付けました。また、撮影する時の演奏シーンはとても大変で、出演者の皆さんの努力がなければ『太陽とボレロ』は完成しませんでした。何より我々のたどり着いた世界を見届けてくださった皆様、キャスト、スタッフ一同、心より感謝しております」とイベントを締めくくった。
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