ゾンビマンガ「アイアムアヒーロー」を大泉洋主演で実写化。有村架純と長澤まさみ共演
「現代日本でゾンビパニックが起きたらどうなるか?」を突き詰めて描いたベストセラーコミック「アイアムアヒーロー」。このゾンビマンガが実写化されることになり、大泉洋、有村架純、長澤まさみが出演することが発表された。
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同作は2010年に映画化された「ボーイズ・オン・ザ・ラン」の花沢健吾原作のコミック。2009年にビックコミックスピリッツで連載開始後、20代男女を中心に人気に火がつき、現在14巻で400万部を超えるなど、大ヒット連載中だ。
主人公は35歳になってもマンガ家デビューを夢見ている、冴えないマンガ家アシスタントの鈴木英雄。“てっこ”という恋人がいるが、いつまで経っても芽が出ず、現実的な将来設計をしようともしない英雄に、彼女も愛想を尽かしはじめている。
そんな彼女がゾンビに噛まれZQN(感染者の通称)になってしまう。その頃、街ではZQNに噛まれた者がまた感染し、爆発的に感染者が増加していくパニック状態に陥り始めている。英雄は趣味で所持していた散弾銃を持ち出し東京から逃げ出す。その道中、偶然出会った女子高生ヒロインの比呂美とともに。そして、たどり着いたショッピングモールで、看護師・藪の助けをえながら、死にもの狂いで生きていくというストーリー。
メガホンをとるのは『GANTZ』の佐藤信介監督。脚本には『図書館戦争』の野木亜紀子。また、主人公の英雄役に大泉洋。ヒロインの比呂美役には有村架純。看護師としての知識をもとに大胆な行動にでる藪(ヤブ)役を長澤まさみが演じている。
今回の役柄について大泉は「とても人気のあるマンガですので、原作のファンのみなさんの期待に応えられるよう佐藤監督や最高のスタッフとともに全力で頑張ります。どうかみなさん僕がZQNに食べられないよう祈っていてください。いやぁ〜ZQN怖ぇ〜」とコメント。
有村は「初めて原作を読ませていただいたときに感じた、いつ襲われるかわからない怖さや、ZQNと戦うときの奮い立つ気持ちを、新鮮なまま表現していけたらと思っています」と話し、長澤も「どんなことが起きるのかまだ想像がつきませんが、佐藤監督と一緒にわくわくするものを作りあげたいです!大泉さんはとても素敵で面白いお兄さんなので、撮影が楽しくなると確信しています。有村さんは今回初めて共演させていただくので、今から楽しみです」と話している。
『アイアムアヒーロー』は2014年6月上旬から8月にかけて撮影が行われ、2015年に全国東宝系にて公開となる。
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