高杉真宙、独立後初の主演映画『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』10月14日公開

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『いつか、いつも……いつまでも。』
(C)2022『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』製作委員会

俳優の高杉真宙が主演、女優の関水渚がヒロインを務める新作のハートウォーミング・ラブストーリー『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』が、2022年10月14日に公開されることが決定した。

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本作は、『8月のクリスマス』(05年)や『西の魔女が死んだ』(08年)などで知られる長崎俊一監督が、この2作を含む脚本で長崎作品に寄与する矢沢由美によるオリジナル脚本を映画化。もしも、ある日憧れてた人と”ソックリ”な女性が現れたら…そして、その彼女が”理想とは真逆”なイメージだったら…? 海辺の小さな町で医師として働く主人公・俊英のもとに、ある日彼の憧れていた女性と”ソックリ”な亜子が現れる。胸ときめくも束の間、彼女の”こじらせ女子”っぷりに俊英の理想像はあっけなく砕けるが、図らずも亜子は俊英一家のもとで暮らすことになる。

感情表現が苦手で、そっけない態度の裏に優しさを隠した主人公・俊英を演じるのは高杉。その主人公の憧れの人と”ソックリ”でありながら、真逆なイメージの亜子には、映画『町田くんの世界』(19年)で主演を務めるなど話題作への出演が続く注目の若手女優・関水。抱いた夢を諦めきれず傷つきながらも、一緒に暮らすことになった俊英と彼の家族の温かさに触れ次第に自分自身を取り戻していく純粋でまっすぐなヒロインを瑞々しく演じている。

本作は、2021年4月に事務所を独立した高杉にとって独立後初の主演映画。座長としてのプレッシャーを感じながらも「スタッフとキャストのみなさんが、楽しくいい作品を作れるよう心がけた」そうで、「温かい作品なので、温かい現場になればいいなと思いながら撮影に臨みました」と語る。

関水とは初顔合わせ。撮影シーンの約8割が共演シーンということもあり、「演技のリズムをつかむために、互いに会話をしながら役を作り上げていった」と語る高杉。一方の関水は高杉について「最初は緊張したのですが、すごく優しく接していただいたおかげで、リラックスして亜子を演じることができました」と振り返る。

長崎俊一監督は、主演の高杉について「主人公・俊英の不器用さや頑固さを見事に表現してくれて、素晴らしかった」と絶賛。関水については「複雑な役柄をチャーミングで愛おしくなるキャラクターに作り上げてくれた」と手放しで賞賛する。

主演を務めるにあたって高杉は「主人公の俊英とは、”一度決めたらこう”という頑固な性格が自分自身と似ていると思います。俊英と亜子の2人の軸でまわっているストーリーなので、関水さんとはリハーサルや本番を通してやりづらいところを確認したり、また撮影の合間に積極的にコミュニケーションを取りながら役を作り上げていきました。初めてお目にかかる方とたくさん話せるほうではないのですが、関水さんはとてもフランクにお話しできる方。スタッフさんとの距離感も近く、みんなで一緒に作っている感覚がすごくあった作品だと思います」とコメント。

関水は「亜子が俊英の家族と出会って日々を過ごしたように、撮影中は、私自身もスタッフさんやキャストのみなさんと楽しい毎日を過ごさせていただきました。映画のタイトルのように”いつまでも”この毎日が続いたらいいな、終わったら寂しいな…と思う日々でした。高杉さんはとても優しく接してくださって、俊英と亜子の役柄にちょっとずつ近づいていくことができ、自然に演じることができました」と語っている。

『いつか、いつも‥‥‥いつまでも。』は10月14日より全国公開。