『ラストサムライ』以来の100億超なるか?!
【映画興収レポート/22年6月】6月に入ってからも『トップガン マーヴェリック』は絶好調だ。週末興行ランキングでは、公開3週目となる6月11日~12日に『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に1位を明け渡し2位に落ちたものの、翌週の18日~19日には再び1位になり、25日~26日も1位だった。
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『~マーヴェリック』は落ちの少ない興行が特徴で、2週目の週末が前週比マイナス8・2%、3週目がマイナス11・7%、4週目がマイナス11.2%、5週目がマイナス15%。一方『~マーヴェリック』より2週早く公開された『シン・ウルトラマン』を見ると、2週目が前週比マイナス30.9%、3週目がマイナス29.3%、4週目がマイナス32%、5週目がマイナス13.4%だった。
『~マーヴェリック』の6月26日時点の興収は67.4億円。21年の洋画ナンバーワンヒット『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(36.7億円)を大きく上回っている。7月1日からは夏映画が次々と公開される中、『~マーヴェリック』はどこまで興収を伸ばすことができるのか。7月3日はトムの誕生日なので、話題性から再び動員に弾みがつきそう。配給元の東和ピクチャーズでは6月27日(月)から7月3日(日)にかけてTwitterキャンペーンを実施しており、参加者は抽選でトムのサイン入りポスターなどがもらえる。
最終興収のターゲットとなるのは100億円。新型コロナウィルス禍の影響で、洋画で100億円を超えたのは19年が最後(『アラジン』121.6億円、『トイ・ストーリー4』100.9億円、『アナと雪の女王2』133.7億円)。『~マーヴェリック』が100億円を超えれば、洋画復活の象徴となる。また100億円を超えれば、トム主演作では03年『ラストサムライ』(137億円)以来。00年『M:I-2』(97億円)を上回り、トム主演作の興収2位となる。
なお、6月公開作の興収トップ3は以下の通り。(文:相良智弘/フリーライター)
[2022年6月公開作ランキング]
1位『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(16.4億円)
2位『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』(9.5億円)
3位『極主夫道 ザ・シネマ』(4.5億円)
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