「戦争の恐怖は過去のモノではない」柳楽優弥、有村架純、三浦春馬共演作特別上映

#ウクライナ #三浦春馬 #國村隼 #太陽の子 #戦争 #映画太陽の子 #有村架純 #柳楽優弥 #田中裕子 2022.07.14

太陽の子　三浦春馬 — (C)2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ

『映画太陽の子』特別上映が8月5日に

主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬共演、時代に翻弄されながら全力で駆け抜けた若者たちの青春グラフィティ『映画太陽の子』（21年）の特別上映が、8月5日に開催されることがわかった。当日は、監督の黒崎博、プロデューサーの森・コウ、浜野高宏をトークゲストに舞台挨拶を開催、“若者の未来を語らう”ウクライナ支援を目的としたトークセッションも行われる。

『映画太陽の子』は、太平洋戦争下の若者たち、科学者たちの葛藤を描いた作品だが、けっして過去の物語ではなく、戦争の恐怖が今まさに世界を覆っている。今回の特別上映企画「『映画太陽の子』10 年プロジェクト」には、広島・長崎に原爆が投下された8月に、この映画を上映し続けることで、ひとりでも多くの人に、核兵器の恐ろしさ、戦争の悲劇を知ってもらい、平和について考えてもらうきっかけとしてほしいとの願いが込められている。

主催者からは、「個人と国家、理想と現実、家族愛、友情、役割、科学者としての倫理など、様々なテーマを含んでいるこの映画は、世代・地域・時代を越えていく力があると私たちは信じています。未来のために今、出来ることから始めていく。そのきっかけを考え続ける『10年プロジェクト』です」との抱負が寄せられている。

太平洋戦争末期「F 研究」めぐる青春群像劇

本作品は、太平洋戦争末期に存在した「F 研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”をベースに描かれた青春群像劇。

監督・脚本は『青天を衝け』の黒崎博。10年間大切に温め続けた黒崎の企画に共鳴し、柳楽優弥、有村架純、三浦春馬、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也、ピーター・ストーメアが参加。音楽にはアカデミー賞5部門ノミネート『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー／スター誕生』のマット・ヴォウレス。主題歌は、福山雅治「彼方で」。

日米共同制作で世界からの評価も高く、アメリカのロサンゼルスでのアウェアネス映画祭では最高賞にあたるGrand Jury Winnerを受賞、ハワイで行われているハワイ国際映画祭オフィシャルセレクションに選出されている。

『映画太陽の子』10 年プロジェクト FOR THE FUTURE 〜未来へつなぐ〜トークイベント付特別上映会は、8月5日に東京・渋谷のシダックスカルチャーホールで開催される。