これ以上関わると指を切り落とす…親友から告げられた恐るべき絶縁宣言!
#イニシェリン島の精霊#ケリー・コンドン#コリン・ファレル#バリー・コーガン#ブレンダン・グリーソン#マーティン・マクドナー
『スリー・ビルボード』(18年)のマーティン・マクドナー監督最新作
『スリー・ビルボード』を生み出したマーティン・マクドナー監督の最新作『The Banshees of Inisherin』が、邦題『イニシェリン島の精霊』として2023年1月より日本公開されることが決定した。これに併せて場面写真が解禁された。
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第74回ヴェネチア国際映画祭で脚本賞、続く2017年度トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞、さらに主演のフランシス・マクドーマンドに2度目のアカデミー賞主演女優賞をもたらした『スリー・ビルボード』から4年。いまなお演劇界・映画界の最前線に立つ鬼才マーティン・マクドナーの全世界待望の最新作『イニシェリン島の精霊』が、ついにベールを脱ぐ。
本作の舞台は本土が内戦に揺れる1923年、アイルランドの孤島、イニシェリン島。島民全員が顔見知りのこの平和な小さい島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできたはずの友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。
パードリックは賢明な妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた…。
主人公パードリックを演じるのは、ヨルゴス・ランティモス、スティーブン・スピルバーグ、テレンス・マリック、ティム・バートン、マット・リーヴスなど、数多くの天才監督たちにその個性を愛され続け、ハリウッドで独自の地位を築き上げたコリン・ファレル。マクドナー監督とは『ヒットマンズ・レクイエム』(08年)『セブン・サイコパス』(12年)に続き、3度目のコラボレーションとなる。
コルム役には『ヒットマンズ・レクイエム』でもファレルと共演したアイルランドが誇る名優ブレンダン・グリーソン。さらに超個性的な面構えと唯一無二の存在感で映画ファンを惹きつけてやまない、『聖なる鹿殺し』(17年)『エターナルズ』(21年)のバリー・コーガン。10代の頃からマクドナー監督に見出され、『スリー・ビルボード』に引き続き知的な美しさと存在感で観るものを魅了するケリー・コンドンが共演する。
才気に満ちたセリフの応酬とともに喜劇と悲劇のはざまを揺れ続け、突然訪れるクライマックスで観る者を震撼させる『イニシェリン島の精霊』。まさに“マクドナー印”の最新作は、8月31日から開幕する第79回ヴェネチア国際映画祭でのコンペティション部門でのワールドプレミアに続き、9月8日から開催のトロント国際映画祭での北米プレミアも決定している。
『イニシェリン島の精霊』は2023年1月に日本公開される。
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