嵐の二宮和也が8月11日、主演映画『TANG タング』の大ヒット御礼舞台挨拶に満島ひかり、三木孝浩監督と共に出席。同作を、“二宮和也史上、一番泣いた映画”として認定した。
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三木孝浩監督「普段の二宮君は泣かなそうだから、そういう人が泣いているとドキッとする」
タングカラーのグリーンの衣装や、アクセサリーを身に着けた二宮、満島、監督の3名がまさに息ぴったりな姿で登場。公開から10日が経った本作は鑑賞した観客からは鑑賞満足度97%という驚異の数字をたたき出し2回、3回、多い人では8回もリピート鑑賞する”おかわりタング”をしている観客がいることについて、二宮は「ありがたいことです、作り手としては。答え合わせをしていくような形で二回目を見ることが多いと思うんですが、さらにそこからまた深まっていけるというのは嬉しいです」と語り、満島も「凄いですよね、何度も同じ映画を見て頂けるって…、気に入って下さっていたら本当に嬉しいです!」と満面の笑顔で答えた。
さらに驚異の満足度のみならず、SNS上では「これまでのニノ映画の中で一番泣いた」「ニノの涙は無条件に泣ける」などの声が集まって「ニノ泣き」というワードまでが誕生し、感動の嵐を巻き起こしている。そんな本作についてスタッフが調べた結果、これまでの二宮の映画出演作品の中で1番泣いている合計時間が長い作品という事が判明。「そんな何本も映画出てないですよ僕!」と二宮は一度は謙遜するも、満島は「割とどんな映画でも泣いている印象がある」とコメント。「たしかに、大体泣いているので(本作が)一番(時間が)長いとは気づいていなかった。よく調べたね」と驚いた様子を見せた。
監督は「普段の二宮君は泣かなそうだから、そういう人が泣いているとドキッとする。(涙を誘う)そういう効果があるのでは?」と考察。すかさず満島が「涙の粒がキレイで、私もニノ泣きしました。ラストのタングへ涙が凄くキレイでした」とニノ泣きへの評判に太鼓判を押した。そして本人へも再度確認をして、本人公認の“二宮和也史上、一番泣いた映画認定”を受けると会場も納得の様子で大きな拍手が巻き起こった。
また、弁護士でしっかり者の健の妻、絵美について今まで演じたことのない役柄だと語る満島は「衣装合わせの段階から監督に『満島さんかわいく撮りますよ!』と言って頂いて。普段はどちらかと言うと振り乱したり、かわいさを忘れる役が多い方かもしれないですが、今回は怒るシーンは語尾を上げたり、監督にはかわいさを維持してもらう演出を付けて頂きました」と、これまで演じてきた役とは違い、新たな役に挑んだと語る。
そんな二人の役者としての魅力について聞かれた監督は「セリフが無いシーンでも、リアクションや表情を観客が見て、感情の内側を能動的にもっと知りたくなるキャラクターを演じる人が良い役者さんだと思うのですが、お二人はそういう役者さんだなと思います。セリフじゃない所の表情のお芝居が好きですね」と大絶賛。二宮は「毎回こんなにも褒めて頂けて、それだけでもう本当にやってよかった!」と監督からの言葉に喜
びを嚙み締めた。
そしてこれまで撮影からプロモーション活動までを共にしてきたお互いの魅力について聞かれると、二宮は「お芝居をしていて、色んなフォントを持っている。欲しい時に欲しいフォントでセリフを言ってくれる方、同じセリフでも綺麗な言い方から、汚い言い方まできる、自分がこのフォントでテロップを見たい!と思うセリフを言ってくれる」とセリフをフォントに例えた秀逸なコメント。それを受けた満島が「本当に優しくて、大きくて豊かで頭が良くて、面白くて丁度いい!」とベタ褒めをし返すと、二宮は「最後の丁度いいが一番嬉しい! いいワードですよね」とご満悦な様子。続けて満島は「そして見た目がかわいい……ないのは渋さだけだよね(笑)」と発言し、会場の笑いを誘った。
国民的アーティストグループ「嵐」の活動休止以降、初の主演映画となる本作で二宮は、妻に捨てられ、人生に迷うダメ男を演じる。二宮の今回の共演相手はまさかの、記憶を無くした迷子のへっぽこロボット。原作はベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。日本国内でもシリーズ累計発行部数38万部を超えるベストセラーで、根強い人気を誇っている。
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