ヴェネチア国際映画祭で“最長”スタンディングオベーション! 大歓声にコリン・ファレルもにっこり
#イニシェリン島の精霊#ケリー・コンドン#コリン・ファレル#ブレンダン・グリーソン#マーティン・マクドナー#ヴェネチア#ヴェネチア国際映画祭#ヴェネチア映画祭
第79回ヴェネチア国際映画祭もまもなく閉幕。今回は、本映画祭で約15分間のスタンディングオベーションが話題となった『イニシェリン島の精霊』の上映を振り返りたい。
・これ以上関わると指を切り落とす…親友から告げられた恐るべき絶縁宣言!
ワールドプレミアには熱狂的なファンが集結、満席で大いに盛り上がる
本作は、2018年、映画ファンを最も興奮、震撼させた傑作『スリー・ビルボード』を生み出したマーティン・マクドナー監督が、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ待望の最新作。
舞台は本土が内戦に揺れる1923年、アイルランドの孤島・イニシェリン島。島民全員が顔見知りのこの平和な小さい島で、気のいい男パードリック(コリン・ファレル)は長年友情を育んできたはずだった友人コルム(ブレンダン・グリーソン)に突然の絶縁を告げられる。
急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。賢明な妹シボーン(ケリー・コンドン)や風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた…。
マクドナー監督による『スリー・ビルボード』以来、5年ぶりの最新作ということもあり、ワールドプレミアに先んじて実施された記者会見には大勢のマスコミ陣が駆けつけた。マクドナー監督、コリン、ブレンダン、ケリーが紹介されると大歓声が沸き起こり、あまりの盛り上がりっぷりに監督キャスト陣も思わずにっこり。
会見がスタートすると、熱のこもった質問が相次いで投げかけられ、それぞれは真摯にコメントした。また、会見終了後は記者たちからのサインのオファーが後を絶たず、マクドナー監督最新作の注目度の高さを感じさせた。
その後、太陽が輝く快晴のなか、世界各地から集まったマスコミ陣や映画ファンたちで大賑わいのレッドカーペットに、マクドナー監督、コリン、ブレンダン、ケリーらがスタイリッシュなスーツやドレープの美しいドレスを身にまとって登場。
マスコミ陣からのスチールのフラッシュの嵐のほか、ここでもファンからサインやセルフィーを求められ、キャスト陣も快く応じた。続いて開催されたワールドプレミアは熱狂的な映画ファンたちが殺到し、全席満席御礼。上映後には今年最長となる約15分間ものスタンディングオベーションが起き、今後も見逃せない注目の1作品として堂々の存在感を発揮した。
『イニシェリン島の精霊』は2023年1月より公開。
・『イニシェリン島の精霊』ワールドプレミアの写真(20枚)はこちら!
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